本文
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
年齢を重ねても、自分らしく元気に暮らし続けるためには、病気を予防することだけでなく、体や心の変化にも早めに気づくことが大切です。
志木市では、健康診査や医療、介護に関する情報を活用し、一人ひとりの健康状態に合わせた支援をおこなっています。
目的
高齢者の健康寿命を延ばし、長く元気にすごせるようサポートする事業です。住み慣れた地域で、できるだけ長く健康に暮らせるよう、生活習慣病の重症化予防、フレイル予防などを支援します。
当市の取組
志木市では、健康政策課(保健事業担当)、長寿応援課(介護予防事業担当)、保険年金課(後期高齢者医療保険担当)が連携し、保健事業と介護予防の一体的な実施に取り組んでいます。
健康診査や医療、介護に関する情報から、一人ひとりの健康状態を把握し、保健師、管理栄養士、薬剤師、ケアマネジャーなどの専門職が、訪問や電話などで健康相談を行い、必要な支援につなげていきます。
また、地域の健康教室などで、健康づくりや介護予防についての情報提供や健康相談も行っています。
フレイルとは
フレイルとは、年齢を重ねることで、体や心の働きが少しずつ低下した状態です。「健康な状態」と「介護が必要な状態」の間にあり、「介護が必要になる一歩手前の状態」ともいえます。
フレイルの兆候に早めに気がついて食事や運動、お口の健康、社会との関わりなど日々の生活を見直すことで、健康な状態を取り戻したり、フレイルの進行を遅らせたりすることができます。

実施内容
志木市では、市民が集う健康教室などの活動の場で、健康教育や健康相談などを行う地域での健康づくりと、健診結果や医療機関の受診状況から保健指導や保健相談を行う個別支援を実施しています。
地域での健康づくり・介護予防
地域の通いの場などで、健康づくりや介護予防について学んだり、健康状態を把握するためフレイルチェックをする機会をつくっています。仲間と一緒に体を動かしたりおしゃべりをしながら、楽しく健康づくりに取り組めるよう支援します。

《フレイル予防講話》
管理栄養士や歯科衛生士がいろは百歳体操やサロンの場に出向きフレイル予防のための生活の工夫をお話します。
《フレイルチェック・フォローアップ教室》
簡単な質問票で、自身のフレイルの状態を確認します。フレイルチェック後のフォローアップ教室では、専門職が今後の生活のなかで取り組みやすいフレイル予防についてお話します。
フレイルの状態を確認してみませんか?
イレブンチェックをしてみよう
フレイル予防に大切な「栄養」「口の機能」「運動」「社会とのつながりやこころ」の側面からフレイルの兆候があるかどうか自己チェックできる簡単な質問シートです。チェックすることで気を付けなければいけない項目を知ることができます。
| 栄養 | 1 | ほぼ同じ年齢の同性と比較して健康に気をつけた食事を心がけていますか |
○はい |
□いいえ |
|---|---|---|---|---|
| 栄養 | 2 | 野菜料理と主菜(お肉またはお魚)を両方とも毎日2回以上は食べていますか | ○はい | □いいえ |
| お口 | 3 | 「さきいか」、「たくあん」くらいの固さの食品を普通に噛みきれますか | ○はい | □いいえ |
| お口 | 4 | お茶や汁物でむせることがありますか | ○いいえ | □はい |
| 運動 | 5 | 1回30分以上の汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施していますか | ○はい | □いいえ |
| 運動 | 6 | 日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施していますか | ○はい | □いいえ |
|
社会性・こころ |
7 | ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速いと思いますか | ○はい | □いいえ |
| 社会性・こころ | 8 | 昨年と比べて外出の回数が減っていますか | ○いいえ | □はい |
| 社会性・こころ | 9 | 1日に1回以上は、誰かと一緒に食事をしますか | ○はい | □いいえ |
| 社会性・こころ | 10 | 自分が活気に溢れていると思いますか | ○はい | □いいえ |
| 社会性・こころ | 11 | 何よりもまず、物忘れが気になりますか | ○いいえ | □はい |
出典:東京大学高齢社会総合研究機構・飯島勝矢「フレイル予防ハンドブック」から引用
質問票は、総合的な健康状態を把握するものです。
□に該当する答えが多い方は、フレイルに注意が必要な可能性があります。とくに5個以上□に該当した方はフレイルの危険性が高くなります。
健康で元気に過ごすためには、運動、栄養、お口の健康、社会参加が大切です。まずは自分の健康状態や日々の生活を振り返ってみましょう。
一人ひとりの健康状態に合わせた支援
後期高齢者健康診査の結果や医療機関の受診状況等の情報から、健康上のリスクが高い人を把握し、市より通知を送付します。
対象となる人
後期高齢者医療保険加入者で、
- 低栄養、口腔機能低下、身体的フレイルのおそれがある人
- 生活習慣病重症化のおそれがある人
- 薬の飲み方や医療機関へのかかり方に改善が必要と思われる人
- 健診・医療ともに未受診であり、健康状態が不明である人
低栄養、口腔機能低下、身体的フレイルのおそれがある人
現在の健康状態を把握するため7月末頃に「健康に関する質問票」を送付します。該当する項目にチェック☑をして市役所へ返送してください。
後日、各種事業のご案内を送付しますので積極的にご参加ください。
市の保健師や管理栄養士がお電話や訪問をすることがあります。
・健康に関する質問票

・低栄養・口腔機能低下予防講座

生活習慣病が重症化するおそれがある人
8月初旬頃に医療機関の受診勧奨のご案内を送付します。医療機関を受診したかどうか、「受診状況についての確認票」を記入し市役所へ返送してください。
まだ受診されていない方はできるだけ早めに医療機関を受診しましょう。医師から経過をみるよう言われている方はその旨を「受診状況についての確認票」に記入しお知らせください。
市の保健師や管理栄養士がお電話や訪問をすることがあります。
・受診状況についての確認票

服薬や受診に関する支援が必要と思われる人
現在の服薬や医療機関の受診状況がわかる「服薬に関するお知らせ」を9月中旬頃に送付します。
かかりつけの薬局や医療機関に「服薬に関するお知らせ」を持って服薬や受診について相談してみましょう。
後日、市が委託する薬剤師がお電話や訪問をすることがあります。

健康状態が把握できない人(医療機関や健診を受診していない人)
高齢者あんしん相談センターの職員がご自宅に訪問します。
この機会に現在の生活状況や健康状態を相談してみましょう。
後期高齢者健康診査、健康長寿歯科健診を受診しましょう
健康を維持するためには、今の健康状態を知ることが大切です。生活習慣病は、自覚症状がないまま進行することがあります。重症化すると体を動かす機会が減ってフレイルにつながったり、認知機能が低下したり、いきいきとした生活を維持するのに影響が出てくることもあります。
健康診査を受け、必要に応じて医療機関を受診したり、生活習慣を見直したりすることが、病気の重症化予防や健康維持につながります。
また、お口の健康は全身の健康につながります。歯やお口の状態を確認するためにも、歯科健診も受診しましょう。
1年に1回の健診でご自身の健康状態を把握しましょう。
- 後期高齢者医療健康診査・人間ドック
- 歯科検診(健康長寿歯科検診)<外部リンク>

その他関連リンク
保健師または医療専門職(会計年度任用職員)を募集します
- 職種 保健師または医療専門職(看護師、管理栄養士、歯科衛生士)
- 採用人数 1人
- 任用期間 令和8年10月1日(木曜日)から令和9年3月31日(水曜日)まで
- 勤務時間 9時00分から16時00分まで(昼休憩1時間)
- 勤務日 週3日以上(土・日曜日・祝休日を除く)
- 勤務場所 市役所
- 職務内容 後期高齢者への個別支援(訪問、電話による健康相談・保健指導、記録の作成、評価)、健康に関するデータの処理など
- 応募資格 保健師または医療専門職の資格を有する者
- 給与 保健師:時給1,890円 医療専門職:時給1,640円〜1,780円
- 選考方法 書類審査及び個人面接
- 申込書 令和8年度会計年度任用職員登録申込書 [Excelファイル/666KB]


