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重複頻回受診・重複多剤服薬者支援事業
医療機関へのかかり方や薬の飲み方に改善が必要と思われる人へ、9月中旬にお知らせをお送りします。お知らせには、直近の薬の処方状況等を載せていますので、かかりつけの医療機関や薬局に持参してアドバイスを受けましょう。
特に改善が必要な人には、薬剤師が電話や訪問で個別に相談を承ります(11月にお知らせをお送りします)。生活習慣の振り返りとして、是非、ご活用ください。
対象者
志木市国民健康保険被保険者のうち、かかりつけの医療機関や薬局が志木市・朝霞市・新座市・和光市にあり、年度末年齢が74歳以下で以下の基準に該当する人。
- 3か月連続で同一月内に、3医療機関以上受診している。(重複受診)
- 3か月連続で同一月内に、同一医療機関を15日以上受診している。(頻回受診)
- 3か月連続で同一月内に、同一薬剤または同様の効能・効果を持つ薬剤を複数の医療機関から処方されている。(重複服薬)
- 3か月連続で同一月内に、6剤以上の処方を複数の医療機関および調剤施設から受けている。(多剤服薬)
重複頻回受診・重複多剤服薬のリスク
体への負担
同じような検査や処置、投薬、注射等を繰り返すと、体に必要以上の負担がかかります。
医療費・時間の負担
医療費や通院時間が必要以上に生じる可能性があります。
薬の副作用
薬の飲み合わせや多剤服薬により、効果より副作用の方が強くなり、吐き気やめまい、頭痛等の症状が出る可能性があります。
治療効果の減少
薬の数が多くなると、飲み忘れや決められたタイミングで服薬しづらくなったり、相互作用により薬が効きにくくなる可能性があります。
重複頻回受診・重複多剤服薬の改善方法
かかりつけ医・かかりつけ薬局をもちましょう
日頃から自分の体や心について相談できる医療機関・薬局を決めておきましょう。不調があった時に詳しく相談することができます。
お薬手帳を正しく使いましょう
お薬手帳はどの医療機関・調剤薬局でも同じ手帳が使えます。複数冊持っている方は1冊にまとめましょう。受診や調剤の際に、今飲んでいる薬との飲み合わせを確認してもらえます。普段使用している市販薬について記入しておくと、市販薬と処方薬の飲み合わせも確認してもらえます。
注意事項
- 当事業への参加費用は無料です。ただし、医療機関へ受診した際の診療費などは自己負担となります。
- 当事業は株式会社日本医薬総合研究所に委託して実施しています。
- 委託業者には厳重な守秘義務を課し、取り扱う個人情報は当事業以外の目的に使用されることは一切ありません。