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多様な学びの場を増やす事業の充実≪適応指導教室(ステップルーム)≫
適応指導教室(ステップルーム)
目的
不登校児童・生徒に対する教育相談や居場所作りの一環として、個別または小集団での活動により、集団生活への適応力や自立心を身につけることができるように支援します。
ステップルームに通級した場合は、在籍校の出席扱いになります。
対象
市内在住の小・中学生で、様々な原因により不登校が続いている児童生徒
開室日時
開室日
月曜日から金曜日
※開室期間は学校に準じます。
曜日及び時間
月曜日から金曜日…午前9時30分から午後2時30分まで
※金曜日は場合により、午後1時から午後3時までになります。
場所
教育サポートセンターステップ学習室
※活動内容によって、場所が変わることがあります。
活動内容
朝の会
子どもの様子を観察し、前日の家庭生活などを話題にして、心の安定を図ります。
1日の予定を連絡帳に記入させることで、1日の見通しを持たせます。
朝トレ・昼トレ
健康的な身体づくりを目指し、日頃から運動することを習慣づけます。
朝読書・昼読書
読書に親しむことで、興味・関心を広げます。
静かで落ち着いた時間を過ごし、心の安定を図ります。
朝学習・昼学習
漢字の読み書き、計算などを行い、基礎的な学力の向上に努めます。
個別学習
自分に合った学習計画を立て、実行できるよう支援し、自主性を養います。
教科学習に取り組みます。
その他の活動
ルールを守って競い合うスポーツや、レクリエーションなどを協力して行い、集団生活に適応できる能力を身につけます。
生活体験を積み重ねて、物事をやり遂げる自信を育てます。
帰りの会
1日を振り返り、連絡帳に記入します。
また、次回の簡単な計画を立てることで、目的意識を持って生活できるようにします。
行事
外部の施設を利用した活動を通して社会性を身につけさせ、対人関係の能力を高めます。
個別面談
必要に応じて、個別面談を行います。児童・生徒の気持ちをくみ取りながら、特に学校行事への参加や定期テストの前などは取り組み方について相談にのり、実行できるよう支援します。月初めには、スタッフが相談に乗りながら目標や学習計画を立て、月末にはそれを振り返ります。
指導体制・指導目標
担当相談員3人
※所長や他の相談員も加わることがあります。
- 自分で考え、自分で決定し、自分で行動できるように支援します。
- 人間関係の構築、情緒の安定を図ります。
- 「困っている」「わからない」ということなどを適切に表現できるように支援します。
保護者との連携
- 定期的に保護者面談を実施し、家庭での生活習慣や対応の仕方についての相談を行います。
- 必要に応じて、通級時のお子様の様子をお伝えすることもできます。
- 定期的にお便りを発行しています。
学校との連携
- 通級している児童・生徒の、適応指導教室での活動及び近況を在学校長に毎月報告します。
- 校内相談員と常時連携し、その中で、各校の相談室の現状及び不登校の状況を把握し、相談員と共に学校に積極的な働きかけを行います。
- センターと児童・生徒が所属する学校の関係者(校長、教頭、担任、相談員など)と支援方法について検討、情報交換します。
申し込み
適応指導教室(ステップ)を希望される方は、教育サポートセンターに電話連絡の上、お越しください。
まずは相談を行い、お子様の状態に合わせて手続きを行っていきます。