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基本設計・実施設計編

ページID:0006328 更新日:2023年1月30日更新 印刷ページ表示

新庁舎建設の設計

新庁舎の基本・実施設計業務を委託するにあたっては、柔軟で高度な発想力や設計能力、豊富な経験を持つ設計者を選定するため、学識経験者や県職員、副市長、市職員で構成する候補者選定委員会を設置し、公募型プロポーザル方式により設計事業者を募集しました。
平成28年11月25日に第1回選定委員会を開催し、これまでの市庁舎整備に関する検討を踏まえ、市が求める設計者としての条件を定めました。
第1次審査
平成29年1月24日に開催した第2回選定委員会では、参加表明のあった3社について、書面審査を行い、3社すべてを第2次審査の技術提案書を提出できる者として選定しました。
第2次審査
3月29日に第3回選定委員会を開催し、提出された技術提案書をもとにプレゼンテーション及びヒアリングを実施しました。設計工程業務の実施方針、テーマの的確性や創造性、実現性、業務への理解度や意欲などを審査し、安心・安全、志木市らしさ、ライフサイクルコスト、独自のテーマの4テーマを含む技術提案を総合評価し、株式会社佐藤総合計画を最優秀者(設計候補者)として選定しました。
最優秀者(設計候補者)
株式会社 佐藤総合計画
優秀者(次点)
株式会社 石本建築事務所

[志木市新庁舎建設工事設計業務設計候補者選定委員会における審査結果及び審査講評] [PDFファイル/220KB]

最優秀者(設計候補者)の提案内容

業務の実施方針 [PDFファイル/3.4MB]

設計工程表 [PDFファイル/384KB]

全体概略工程表 [PDFファイル/287KB]

テーマ1「安心・安全な庁舎について」 [PDFファイル/3.22MB]

テーマ2「志木市らしい庁舎について」 [PDFファイル/16.29MB]

テーマ3「ライフサイクルコストについて」 [PDFファイル/9.04MB]

テーマ4「その他独自のテーマについて」 [PDFファイル/19.05MB]

基本設計市民ワークショップ

新庁舎建設の基本設計を進めるに当たり、市民協働スペースや庁舎前ひろばの設計に、市民意見を反映することを目的として市民ワークショップを開催しました。

第1回市民ワークショップの概要

開催日時
平成29年6月20日(火曜日)
主な内容
オリエンテーション
次の内容について説明し、参加者の皆さんへ認識を深めていただきました。
ワークショップの主旨について
志木市新庁舎建設基本計画について
設計者からの提案内容について
ワークショップのテーマについて
グループワーク
オリエンテーションの内容を参考にしながら、参加者と学生を3グループに分け、「私が新庁舎に望むこと」についてグループワークを行いました。
グループワークで出された主な意見は次のとおりです。
市民が気軽に集まることができる庁舎
市民や職員がコミュニケーションのとれるスペースがほしい
自由にイベントができるスペースがほしい
保育所の併設された庁舎
地元企業がアピールできるスペースの確保
市民活動や文化活動のスペースの確保
食堂や喫茶店などの休憩スペース
コンビニなど買い物ができる場所がほしい
展望スペースに食堂があると良い
子ども食堂を設置してほしい
庁舎といろは親水公園や村山快哉堂のつながり
緑をたくさん取り入れた自然になじむ庁舎
四季を感じられる庁舎
川のまちならではの庁舎を活かしてほしい
議場を開放してほしい
トイレがきれいな庁舎
庁舎の維持管理コストの縮減

第2回市民ワークショップの概要

開催日時
平成29年7月4日(火曜日)午後6時30分から午後7時45分まで
主な内容
コーディネーターから第2回ワークショップの進め方について説明をしたあと、グループごとに第1回ワークショップで挙げられた意見を確認しました。
第2回ワークショップでは、新庁舎図面と第1回ワークショップで挙げられた意見を「行為カード」として用いて、行為カードをその行為の起こりうる場所に貼るといった形式のグループワークを行いました。
グループワークで出された主な意見は次のとおりです。
自由にイベントができるスペースについては、展望ロビーやグランドテラス、議場を有効活用するのは良いのではないかという意見や、庁舎といろは親水公園や村山快哉堂のつながりについては、船着き場や売店などをいろは親水公園に設置すると人が集まるきっかけになるのではないかといった意見が挙がりました。

第3回市民ワークショップの概要

開催日時
平成29年7月15日(土曜日)午後2時00分から午後3時30分まで
主な内容
第3回市民ワークショップでは、これまでのワークショップまでに出されたグランドテラスやポケットテラスなどの各エリアの利用方法について、どのように利用する必要があるかということや、どのように利用することが適切かといった検討を進めました。
そして、実際にそのエリアを利用した際に何が必要になるかを検討、協議し、各グループの提案として最終的に発表を行いました。
各グループから出された利用イメージ及び空間イメージの主な意見は次のとおりです。
グランドテラス
Aグループ
照返しを考慮したデザイン
雨や雪に備えた勾配をつける
地面がアスファルトやコンクリートではない材質
イベントができるように雨が降っていても駐車場で土曜市などのイベントができるスペース
Bグループ
文化的な利用ができるスペース
夜間時に庁舎壁面のガラスを使ってダンスグループが活動できるスペース
段差の設置を避け、フラットな広いスペース
Cグループ
市民主催のイベントも開催可能なスペース
子どもの安全に配慮したスペース(転落防止や道路への飛び出しなど)
緩衝材を用いた地面
多目的な利用をするために、あえて何も設置しないスペース
ポケットテラス
Aグループ
テレビのロケ地として利用するスペース
コンサートを行うスペース
自然のある空間
Bグループ
町内会などが集まれるスペース
小規模なイベントが開催できるスペース
可動式の屋根を設置して、雨や直射日光を防げる空間
Cグループ
コンサートやダンスを行うスペース
天候に左右されないための屋根のあるスペース
市民待合スペース(1階)
Aグループ
市民と職員が気軽に休めるスペース
高い天井の空間
直射日光の当たらない空間
ユニバーサルデザインに配慮されたスペース
Bグループ
市民ホールは、広く使える空間が良い
土日も解放されるスペース
市民と共有ではなく、一部職員専用のスペース
四季を感じられる空間
Cグループ
デジタルサイネージなどで市政情報を得られるスペース
明るい空間
広い空間
最後に、コーディネーターから「志木市らしい市庁舎の仕上がりのイメージ」及び「グランドテラスの仕上がりのイメージ」について参加者へ意見を募りました。
参加者から出された意見は次のとおりです。
4階の天井部分はガラス張りで、カッパを連想させるイメージ
グランドテラスと村山快哉堂のつながりを考えると、村山快哉堂は、柔らかいイメージなので、グランドテラスも柔らかいイメージ
グランドテラスは段差のないフラットで無機質なイメージ
日の照り返しがなく、人がたくさん集まるイメージ

第4回市民ワークショップの概要

開催日時
平成29年7月29日(土曜日)午後6時00分から7時10分まで
主な内容
第4回市民ワークショップでは、第1回からのまとめとしてグランドテラスやポケットテラスなどの市民協働スペースの利用イメージや空間イメージについて出された意見を設計業者と早稲田大学有賀研究室でまとめた最終案を第4回市民ワークショップで報告し、その後、合意形成を行いました。
市民ワークショップの意見をもとにした設計案の概要は、次のとおりです。

1階配置図 [PDFファイル/1.91MB]

4階配置図 [PDFファイル/879KB]

各施設のコンセプト
グランドテラス
(1)誰もが利用しやすい工夫
様々なイベントができる広さ
照り返しの少ない舗装
ベンチなどの休憩場所
(2)街の景観に配慮するための工夫
沿道の緑化
休憩スペースの設置
(3)安心・安全に利用できるための工夫
段差による車侵入防止
ボラードなどの侵入対策
(4)志木の水を感じる工夫
ドライミストなどによるクールスポット
平常時は広場、水を張れば水盤となる仕掛け
(5)いろは親水公園と連続した豊かな緑を感じるための工夫
村山快哉堂と連続する緑の景観がある
(6)夜間利用するための工夫
段差などへの照明設置
夜間でも落ち着いて過ごせる照明
ポケットテラス
(1)多目的に利用するための工夫
階段を利用した屋外劇場
コンサート、町内会の集まり、キッズダンスなど
(2)多くの市民が利用できるための工夫
100人程度の収容が可能な大きさ
バリアフリーでアクセスできる
(3)屋内外を一体利用するための工夫
大きく開放可能な扉を設ける
客席や舞台をより広く使うことができる
雨天時にも安心して利用できる
(4)年間を通じて利用するための工夫
夏場の日射対策としてオーニングなどの日よけが設置できる
(5)居心地の良い場所とするための工夫
高木を植え、木陰をつくる
木陰に座れる場所がある
1階待合、市民ホールなど
(1)多目的に利用できる市民ホールの工夫
会議や物販、飲食など多目的な利用を想定した設えとする
(2)市民や職員の休憩スペースの工夫
明るく眺望の良い場所に休憩スペースをつくる
(3)時間外にも利用できる施設の工夫
シャッターなどで時間外セキュリティを確保
(4)市や市民活動の情報発信への工夫
デジタルサイネージなどで情報を気軽に閲覧できる
(5)誰もが使いやすい施設とするための工夫
分かりやすいサイン
多目的トイレ
(6)親しみやすい施設とするための工夫
木材や自然素材を用いて温かみ、親しみのもてる空間とする
4階展望ロビーなど
(1)「議会」だけでなくいろいろな人が来やすい工夫
明るく、色々な人が来やすいような雰囲気
外からも議場フロアが認識できて、親しみやすい
(2)委員会室や会議室を市民利用をするための工夫
壁は音漏れしない
可動式を検討
市民利用のしやすい大きさ・床材を検討
(3)市民ギャラリーの工夫
壁面を活かしたギャラリー
(4)市民に開かれた、多目的利用可能な議場とする工夫
開放的なガラス張りの議場とする
多目的利用を想定してフラットな空間
可動式の椅子を検討
ピクチャーレールなどで市民の作品などの展示が可能
(5)利用しやすい展望ロビーの工夫
自動販売機の設置を検討
ゆったりとした机、椅子を配置
(6)外からアクセス・夜間に利用するための展望テラスの工夫
屋外階段で外部からアクセス可能
夜間も利用できるように照明を検討

新庁舎建設工事基本設計

平成29年度に、市民ワークショップによる市民のみなさんのご意見をはじめ、市議会及び庁舎建設庁内検討プロジェクト・チームを中心とした職員の意見等を踏まえて基本設計をまとめました。

新庁舎建設工事基本設計説明書(概要版) [PDFファイル/30.32MB]

新市庁舎建設工事基本設計の市民説明会

新市庁舎建設工事の基本設計を市民の皆さんに広くお知らせするために市民説明会を開催しました。

第1回

開催日時:平成30年5月10日(木曜日)18時30分から19時35分
参加人数:5名

第1回市民説明会概要 [PDFファイル/170KB]

第2回

開催日時:平成30年5月12日(土曜日)10時00分から11時45分
参加人数:7名

第2回市民説明会概要 [PDFファイル/193KB]

第3回

開催日時:平成30年5月12日(土曜日)14時30分から16時00分
参加人数:7名

第3回市民説明会概要 [PDFファイル/161KB]

第4回

開催日時:平成30年5月14日(月曜日)18時30分から19時30分
参加人数:6名

第4回市民説明会概要 [PDFファイル/132KB]

新市庁舎建設の実施設計

平成30年に、基本設計の基本理念である「市民が利用しやすい新庁舎」「市民力のステージとなる新庁舎」「市民の安全を守る新庁舎」「志木市の環境と共生する新庁舎」のコンセプトを基に実施設計をまとめました。

新庁舎建設工事実施設計説明書(概要版) [PDFファイル/4.05MB]

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新庁舎建設事業