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平成22年度、志木市は市制施行40周年を迎え、1年間さまざまな記念事業が行われました。
今回紹介するカッパ像も市制施行40周年を記念して、これまで市内の数多くのカッパ像を制作してきた内田榮信(えいのぶ)さんが制作したもので、完成後、内田さんのご好意により市にご寄贈いただきました。
このカッパ像は男の子と女の子の2体のカッパ像で、大きな玉石の中に設置されています。 内田さんによると、静かな環境の中で、2体のカッパ像が誰にも邪魔をされず、仲良く会話を楽しんいる様子を表したのだそうで、作品名も「イロハガッパ喋喋喃喃(ちょうちょうなんなん)(注)」と名付けられています。 内田さんは、このカッパ像を「この像の前で出会う人々が皆仲良くなれるように」という思いを込めて制作したそうで、制作当初から設置場所として毎日多くの人々が行き交う志木駅東口駅前広場を考えていたそうです。 |
玉石の中に設置された2体のカッパ像。「何だろう?」とのぞき、「カッパがいる!」と驚いてもらうことを想定して制作したそうです。 |
どちらが男の子で、どちらが女の子かな? |
ょうど小さな子どもや、ベビーカーに乗った子どもの目線の高さにカッパ像が見えるため、親子連れにも親しまれているそうで、「子どもたちが大きくなったとき、駅前のカッパ像のことを思い出してくれるといいな」とカッパ像への思いも語ってくれました。 このカッパ像は、令和4年7月に市役所新庁舎へ移転しました。 |