新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ（令和3年3月23日）

新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

令和3年3月21日をもって、約2か月半にわたる新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除となりました。これまでご協力をいただきました市民の皆さま、飲食店をはじめとする事業者の皆さま、さらには、医療機関、福祉施設など最前線でご尽力をいただきました皆さまに心より感謝申し上げます。

本市における感染者数は、1月の166人をピークに、2月は47人、3月は21人と確実に減少傾向にあります。しかしながら、新型コロナウイルスはいまだ終息を見通すことができず、変異株による感染も懸念されるなど、依然として厳しい状況が続いております。

こうした長期化するコロナ禍による皆さまの生活や地域経済への影響は非常に深刻であると受け止めており、少しでも皆様の不安や負担を軽減するため、新たに市独自の緊急対策（第7弾）を実施することとしました。

具体的には、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、緊急的に食料を必要とする方が身近な場所で支援を受けられる窓口を増やすための「フードバンク等拠点整備補助事業」や、生活に困窮している世帯を経済的に支援するため、令和3年度の住民税非課税世帯を対象に1冊15,000円の商品券を交付する「臨時福祉商品券交付事業」を実施します。加えて、第3弾で実施し、大変好評であったプレミアム率50％の「プレミアム付商品券発行事業」を再び実施するなど、計9事業、事業総額約3億7,200万円の緊急対策を実施します。

新型コロナウイルス緊急対策（第7弾）につきましては、こちらをご覧ください。[PDFファイル／243KB]

また、夜間の利用を中止させていただいておりました市内公共施設につきましても、原則、感染症対策を取りながら通常通り開館することとしました。

緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症が終息したわけではありません。これから花見や歓送迎会シーズンを迎えますが、新型コロナウイルス感染症の再拡大を防ぐため、食事を伴う花見や宴会については、自粛をお願いいたします。

ここで気を緩めてしまうと皆さまの努力が、水泡に帰すこととなってしまいます。再拡大を抑え込み、早期に終息させるためにも、市民の皆さま一人ひとりが、気を緩めることなく、引き続き、マスクの着用、手洗い・消毒、こまめな換気など、「一人ひとりができる感染症防止策」の徹底をお願いいたします。

令和3年3月23日　志木市長

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