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城山遺跡10号住居跡出土遺物

ページID:0002627 更新日:2022年9月12日更新 印刷ページ表示

城山遺跡10号住居跡出土遺物​

城山遺跡10号住居跡出土遺物

場所

保管:志木市立埋蔵文化財保管センター
出土:柏町3丁目

指定年月日

令和3年7月1日

概要

城山遺跡第96地点における埋蔵文化財発掘調査により発見された、弥生時代10号住居跡出土の土器、石器、土製品計44点。土器は、細口の壷形土器を中心に、広口壷形土器、高坏形土器、甕形土器を含む34点で、形態や文様から、弥生時代中期後半の宮ノ台式土器に比定される。石器は、抉入柱状片刃石斧(えぐりいりちゅうじょうかたばせきふ)、扁平片刃石斧(へんぺいかたばせきふ)、石包丁、砥石、石皿、編物石を含む9点。土製品は、中空の異形土製品(いけいどせいひん)1点。

弥生時代としては、周辺地域を含め最古段階に位置づけられるものであり、また発見例は希少で、市内では初の発見である。土器・石器・土製品は完形品を多く含み、それぞれの量と種類が豊富で、この時期のバリエーションを一通り備える好資料。

市内はもとより、周辺地域における弥生時代のはじまりを示す大変貴重な文化財である。


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