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令和7年度子宮頸がん検診について

ページID:0001496 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

令和7年度子宮頸がん検診について

子宮頸がんについて

子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスは、性的接触により感染し、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染すると言われています。ほとんどは、自然免疫で排除されますが、ごく一部は持続的に感染し、数年から数十年の長い時間をかけてがんになることがあります。

子宮頸がんHPV検診は「浸潤がん罹患率の減少効果がある」というエビデンスに基づき、WHO(世界保健機関)から世界に推奨されています。国立がん研究センター等も「HPV検査が陰性であれば細胞の形に変化が起きていない(正常)、またはすぐには起きにくい」としています。志木市も過去に実施した子宮頸がん検診の結果を分析※して同様の結果を得ました。これらのことから、令和6年度から志木市は子宮頸がんHPV検診を導入しています。
※平成27年度HPV検査陰性者では、3年後のHPV検査でも98.3%が陰性、さらに3年後も98.6%が陰性でした。つまり、将来のがん化のリスクが少ないことを示します。

志木市の子宮頸がん検診について

20歳代では一過性のHPV感染が多く、60歳以降ではほとんどHPVに感染することが少ないことから、20歳代と62歳以降の方には細胞診検査を実施し、30歳~60歳の方にHPV検診を実施します。検査方法に液状化検体を使用することで、従来の検査方法より精度が向上し、子宮頸がんの早期発見が見込まれます。
令和7年度HPV検診の対象は、(1)節目年齢(5歳刻み)の方、(2)令和6年度対象(※)で未受診であった方(※令和6年4月1日時点で30・35・40・45・50・55・60歳及の方)、(3)令和6年度の受診結果が1年後追跡精検(HPV検査が陽性で細胞診検査は陰性)になった方です。

がん検診の指針に示されている子宮頸がんの検査

細胞診 HPV検診
子宮頸部の細胞に異常がないか調べる検査 がんの原因であるHPV感染の有無を調べる検査
検査内容:問診・視診・子宮頸部の細胞診及び内診 検査内容:問診・視診・HPV検査
HPV陽性の場合はHPV検査時の残りの検体を用いて細胞診検査を自動的に行います。(再度検診を受ける必要はありません)
対象:20歳代と62歳以降 対象:30歳から60歳まで
受診間隔:2年に1回 受診間隔:5年に1回

対象と検査方法

子宮頸がん検診の対象と検査方法
対象者(令和7年4月1日時点) 検診方法 検査方法 受診間隔

20歳:平成16年4月2日~平成17年4月1日
22歳:平成14年4月2日~平成15年4月1日
24歳:平成12年4月2日~平成13年4月1日
26歳:平成10年4月2日~平成11年4月1日
28歳:平成8年4月2日~平成9年4月1日
62歳:昭和37年4月2日~昭和38年4月1日
64歳:昭和35年4月2日~昭和36年4月1日
以降、偶数年齢

20歳〜70歳までの方に受診券を発送します。
72歳以上の方で受診をご希望の方はには、受診券を発行しますので、健康政策課にお問い合わせください。

細胞診 問診・視診・子宮頸部の細胞診及び内診 2年間隔

(1)以下の生年月日に該当する節目年齢(5歳刻み)の方
30歳:平成6年4月2日~平成7年4月1日
35歳:平成元年4月2日~平成2年4月1日
40歳:昭和59年4月2日~昭和60年4月1日
45歳:昭和54年4月2日~昭和55年4月1日
50歳:昭和49年4月2日~昭和50年4月1日
55歳:昭和44年4月2日~昭和45年4月1日
60歳:昭和39年4月2日~昭和40年4月1日
(2)令和6年度対象(※)で未受診であった方(※令和6年4月1日時点で30・35・40・45・50・55・60歳の方)
(3)令和6年度の受診結果が1年後追跡精検(HPV検査が陽性で細胞診検査は陰性)になった方

(1)〜(3)の方に受診券を発送します。

HPV検診 問診・視診・HPV検査
※HPV検査結果が陽性の方には細胞診検査を実施します
5年間隔
対象外となる方
  • 子宮頸がん、体がんの治療中、経過観察中の方
  • 治療等により、すでに子宮を全て摘出されている方
  • 検診日当日に生理中の方
  • 妊娠中またはその可能性のある方(妊婦検診で同様の検査を実施します)
  • 同一年度内(その年の4月以降)に妊婦検診を受診した方(妊婦検診で同様の検査を実施します)
  • 月経時以外の出血や外陰部の痛み、おりものの異常等症状のある方

HPV検診の結果と、その後の対応について

HPV検診の結果が陽性の方のみ細胞診検査を実施します(トリアージ精検)。細胞診検査結果が陰性の場合は、1年後再びHPV検査の対象になります(追跡精検)。検査未受診の場合は、引き続き検査対象となり、対象者には受診券を送付します。
一方、HPV検診が陰性の方は検診対象年齢(4月1日時点で30、35、40、45、50、55、60、62歳以降偶数年齢)のときに、次回検診を受けていただきます。

検診場所

医療機関で実施する個別検診と、市内の公共施設で検診バスを使用する集団検診があります。集団検診では、医師の判断により実施する体がん検査は受けられません。

子宮頸がん検診個別実施医療機関
子宮頸がん検診個別実施医療機関
医療機関名 住所 電話番号

細胞診
(頸部・体部)

HPV検診

HPV検診確定精検(コルポスコープ下狙い組織診)

志木市 よつはレディースクリニック志木 本町5-25-8ドゥーセットビル3階 048-423-6428
新座市 新座志木中央総合病院 東北1-7-2 048-474-7211
牧田産婦人科医院 あたご3-3-17 048-478-1151
大塚産婦人科小児科医院 片山1-16-3 048-479-7802 同医院で検診を受けた方のみ
朝霞市 阿部レディースクリニック 根岸台6-3-13 048-465-8118
たまきクリニック 本町2-4-18バモスビル4階B 048-423-2204
TMGあさか医療センター 溝沼1340-1 048-466-2055
0570-07-2055
TMGサテライトクリニック朝霞台 西弁財1-8-21 048-452-7700
あさか産婦人科 溝沼537-1 048-466-4103
和光市 独立行政法人国立病院機構 埼玉病院 諏訪2-1 048-462-1101
富士見市 恵愛病院 針ヶ谷526-1 049-252-2121

検査費用(自己負担分)

個別検診と集団検診で検査費用が異なります。生活保護世帯の方は、自己負担額が免除されます(受診の際に受給者証を提示してください)。

個別検診
  • 細胞診検査700円(体部細胞診を実施した場合500円追加)
  • HPV検査700円(体部細胞診を実施した場合500円追加)
集団検診
  • 細胞診検査600円(体部細胞診は実施しません)
  • HPV検査600円(体部細胞診は実施しません)
無料クーポン券について

子宮頸がん無料対象者に、6月下旬から無料クーポン券を順次送付します。志木市、朝霞市、和光市、新座市外の医療機関で受診した場合は申請すると、後日、自己負担額を償還払いします(限度額あり)。詳しくは「志木市子宮頸がん・乳がん及び大腸がん検診補助金」をご覧ください。

子宮頸がん検診無料クーポン券対象者
年齢(令和7年4月1日時点) 生年月日
20歳

平成16年4月2日〜平成17年4月1日

26歳 平成10年4月2日〜平成11年4月1日
がん検診補助金交付について

市のがん検診を受けた方で、市・県民税非課税世帯の場合は、申請をすると自己負担金額を還付します(限度額有り)。詳しくは、「子宮頸がん検診・子宮頸がんHPV併用検診の償還払い」をご覧ください。

実施期間

個別検診

令和7年5月1日から令和8年2月28日まで

集団検診

日程と会場については、「令和7年度集団健(検)診(特定健診・がん検診等)」をご覧ください。

申込方法

個別検診

直接、医療機関にお申し込みください。

集団検診

詳しくは「令和7年度集団健(検)診(特定健診・がん検診等)」をご覧ください。

検診に関する注意事項

  • 基本的には子宮頸部の検査ですが、最近6か月以内に月経異常、不正出血及び褐色帯下の症状がある方は、子宮体部の検査も実施できます。子宮体部の検査は、発熱・感染・出血・臓器損傷のリスクがあります。検査後に、下腹部痛が続き発熱する・出血量が多い場合は、速やかに医療期間を受診してください。また、問診の結果により受診できない場合があります。
  • 子宮の壁の細胞をこすり取る検査ですので、少量の出血を伴う場合があります。検診終了後、出血や痛みが続くようでしたら、速やかに医療機関を受診してください。
  • 志木市の各種がん検診は、個別検診・集団検診いずれか年度内に1回のみ公費で受診できます。同じ検診を2回以上受診してしまった場合には、2回目以降の公費負担分を返金していただきますので、ご注意ください。また、受診日当日志木市に住民登録がないことが判明した場合も、公費負担分を返金していただきます。

未受診者対策事業

定期的な子宮頸がん検診受診につなげるために、自宅などで簡単に子宮頸がんのリスクを確認できる「自己採取HPV検査」を実施予定です。

対象

市で子宮頸がん検診の受診が確認できない国民健康保険被保険者・社会保険加入者等の特定の年齢の方へ、案内を送付する予定です。
詳しくは、健康政策課健(検)診・保健事業グループへ、お問合せください。

HPVワクチン接種

HPVワクチンと検診で子宮頸がんは予防できます。詳しくは「予防接種」をご覧ください。

こんな症状があったら医療機関へ、かかりつけ医をもちましょう!

子宮頸がん以外にも、女性特有の病気や苦痛に感じる症状等を相談することができます。病気の小さなサインを見逃さず受診しましょう。

  • ひどい生理痛・不整出血(月経時以外の出血)
  • 月経の異常(周期が長い・短い、経血量が多い)
  • 下腹部の痛み、外陰部のかゆみ
  • 生理前にイライラする(PMS) など

参考情報

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