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手話で絵本読み語りワークショップ

ページID:0025404 更新日:2025年1月20日更新 印刷ページ表示

令和6年度ワークショップ開催報告

全体写真:イベント会場の様子(講師が前に立ち、参加者が手話を学ぶ) 参加する子どもの写真:『どんなきもち?』を表現する子ども達 参加する子どもの写真:『ころころころ』を表現する子ども達

令和6年12月27日金曜日、志木市役所1階市民ホールにて、志木市地域共生社会を実現するための条例事業として「手話で絵本読み語りワークショップ」を開催しました。
特定非営利活動法人しゅわえもんから、佐沢静枝さん(立教大学日本手話兼任講師)と森由美さん、ろう者のお二人を講師としてお招きしました。また、同法人から手話通訳者として小松智美さん、山本清子さんのお二人にもご協力いただきました。

<手話での読み聞かせに挑戦した絵本>
『どんなきもち?』ミース・ファン・ハウト 作、ほんまちひろ 訳(出版:西村書店)
『ころころころ』元永定正 作(出版:福音館書店)
『ゆびのすうじ』齋藤陽道 作、あわい 絵(出版:アリス館)

●『どんなきもち?』
わくわく、びくびく、もじもじ、むしゃくしゃ、うっとり・・絵に描かれているお魚がどんな気持ちか、色や表情、お魚の大きさ等から想像して考えました。手話で気持ちを表したあとに、CLという手話の文法を使って、その気持ちになったお魚がどんな風に泳ぐのかを一人ずつ表現しました。

●『ころころころ』
小さな玉が、坂や階段、でこぼこ道をころころ、ころころと動いていく様子を手話で表現しました。「坂はどれくらい急かな?」「どれくらいの速さで玉はすべっていく?」「(階段を転がる)玉はどんな風に跳ねているかな?」と、絵をよく観察して、手で表現した玉が勢いよく滑っていく様子や、トントントンと階段を一段ずつ下りていく様子などを一人ずつ表現しました。

●『ゆびのすうじ』
1~10の指の数字でいろいろな手話単語が表せます。例えば1(いち)の手話は人差し指1本で表します。「いち と いち で なーに?」と、講師が指の数字を使った手話を表現。何の手話かわかった人が手を挙げて答えました。両手を「いち」の形にして頭の上に持って行くと「おに」の手話になります。同じ形でも、位置や動かし方で「にんじゃ」という単語にもなります。最後はみんなで一緒に表された手話単語を練習し、手話表現の豊かさを学びました。

令和5年度ワークショップ開催報告


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