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令和5年度志木市子ども手話教室
【開催報告】子ども手話教室特別講演「障がいって何?」
令和6年1月28日に「障がいって何?」をテーマに特別講演を行いました。講師は、長野県在住の綿貫彩さん。会社員、大学の非常勤講師をしながら、週末は「ろう難聴者と聴者の相互理解の場」として長野市で手話カフェをオープンされています。
前半は、聴覚障がいについて、きこえない人についてのお話があった後、「きこえない人ができない仕事はどれでしょう?」というクイズをしました。
Qこの中できこえない人ができない仕事は?
(1)弁護士、(2)バス運転手、(3)政治家、(4)カフェ店員
A正解は・・ぜーんぶできるんです!
きこえない人が運転免許がとれるようになった歴史や、医師や薬剤師など他の様々な業種で活躍するきこえない人の紹介がありました。「きこえない人にはできない・危ない」という思い込みや仕組みが社会にあると、それが障がいを作り出すことになるというお話をしていただきました。
後半は、グループに分かれて「きこえない人にとって難しいことは何か」「どうしたらできるようになるか」というテーマで話し合いました。
【開催報告】子ども手話教室特別講演「手話で絵本をたのしもう会」
令和5年8月2日に、NPO法人しゅわえもん、立教大学兼任講師としてご活躍されているろう者の佐沢静枝さんを講師にお招きし、手話での絵本読み語りワークショップを行いました。
今回扱った絵本作品は、『もこもこもこ』と『へいわとせんそう』(谷川俊太郎 著)
講師佐沢さんによる手話での読み語り『へいわとせんそう』。どう解釈するか、表現をどうするか、みんなで考えました。
参加者みんなで読み語りに挑戦。一人1ページずつ担当して、順番に手話で表現していきました。
『もこもこもこ』は、「もこ」の大きさがどれくらいか、しっかり絵を見て、丁寧に表現していきました。
大人の参加者も含め、参加者全員が読み語りに挑戦でき、様々な年齢の方と一緒に楽しむことができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
日時
令和5年8月2日(水曜日)9時30分から11時30分
場所
志木市立いろは遊学館 ホール(志木市本町1-10-1)
講師
NPO法人しゅわえもん、立教大学兼任講師 佐沢静江さん
対象
どなたでも
志木市子ども手話教室
市内小中学校に通う児童・生徒とその保護者を対象とした手話教室です。参加する人は、きこえる・きこえない・きこえにくい、に関係なく、声で話さないことがルールです。先生は手話でお話ししますが、何を話しているかは、スクリーンやホワイトボードを使ってわかるように伝えます。
日程
※連続講座ですが、1回のみの参加も可能です。下記へお問い合わせください。
月1回程度 時間は原則 午後3時から4時30分頃
第1回:6月10日(土曜日)午後3時から4時30分
第2回:7月8日(土曜日)午後3時から4時30分
第3回:8月2日(水曜日)午前9時30分から11時30分※特別講演です。詳細はページ上部の「手話で絵本をたのしもう会」をご確認ください。
第4回:9月9日(土曜日)午後3時から4時30分
第5回:10月14日(土曜日)午後3時から4時30分
第6回:11月11日(土曜日)午後3時から4時30分
12月はお休みです。
第7回:1月28日(日曜日)午後2時30分から4時00分※特別講演です。詳細はページ上部の「特別講演 障がいって何?」をご確認ください。
4月以降については、改めて募集します(令和5年度とは違う日程で実施する可能性があります)。
参加対象
市内小中学校に通う小学校4年生から中学校3年生までの児童・生徒
保護者(児童・生徒、保護者単独での参加も可能です)
定員
20名程度(応募多数の場合は抽選。定員に満たない場合は随時申し込みを受け付けます)
申込方法
共生社会推進課 障がい者福祉グループへ連絡してください。