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食品ロスを減らそう!
食品ロスとは?
まだ食べられるのに捨てられた食品を「食品ロス」と言います。日本では年間約621万トン(農林水産省および環境省における平成度26年度推計)もの食品ロスが発生しており、1日に換算すると1人あたり、ごはん約1杯分の食品を捨てている計算になります。
食品ロスの主な原因
- 料理に使いきれずに捨てられたもの
- 調理の時に食べられる部分が捨てられたもの
- 賞味期限や消費期限が切れて捨てられたもの
- 食べきれずに捨てられたもの
家庭からでる可燃ごみの約5割が「生ごみ」とされています。この「生ごみ」には、多くの「食品ロス」が含まれています。
よって食品ロスを減らすことは「生ごみ」の減量につながります。
食品ロスを減らす工夫
家庭でのポイント
- 買い物に行く前に冷蔵庫の中身の確認をチェックして、既にあるものを買わないようにしましょう。
- 食材は無駄なく使い切りましょう。
- 食べきれる量の料理を作りましょう。
- 料理が余ったら、一工夫して別の料理に作り替え、残ったからと言って捨てないようにしましょう。
外食時のポイント
- 料理に食べられない食材が入っている時には、入れずに作れるか確認してみましょう。
- 小盛りやハーフサイズメニューなどを積極的に活用しましょう。
- 食べきってから次の料理を注文しましょう。
- 残った料理は持ち帰ることができるかお店に確認しましょう。
宴会でのポイント(30・10運動)
宴会のとき、楽しい会話に夢中になって料理を残していませんか?「30・10運動」とは、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンです。
- 乾杯後30分間は、席を立たず料理を楽しみましょう。
- お開き10分前になったら自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。
事業者にできること
- 需要を予測して適当な量の食材を仕入れましょう。
- 食材を無駄なく使い切り、破棄する量を減らしましょう。
- 消費者には、あらかじめ食べきる量を提供しましょう。
食品ロスについて、詳しく知りたい方は(外部リンク)
- 食品ロスの削減(農林水産省)<外部リンク>
- 食べ物のムダをなくそうプロジェクト(消費者庁)<外部リンク>
- もったいないを見直そう(消費者庁)<外部リンク>