身体障害者手帳の交付対象とならない、軽度・中等度の難聴児の補聴器購入費(修理費)の一部を助成します。購入(修理)前に、申請が必要です。
補助対象者
次のすべての要件を満たす方が対象となります。
- 18歳未満の児童(満18歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある難聴児)
- 両耳の聴力レベルが25デシベル以上で、身体障害者手帳の交付対象とならない方
- 補聴器の装用により、言語の習得等一定の効果が期待できると医師が判断する方
ただし、次の場合は対象となりません。
- 対象の児童が労働者災害補償保険法、その他の法令の規定に基づき、補聴器購入費用の助成を受けている場合
助成額
算定基礎額
- 購入費または修理費の額
- 基準価格表の基準額に100分の106を乗じた額
1と2を比較して、額が少ない方が算定基礎額となります。算定基礎額の3分の2の金額を助成します(1円未満は切り捨て)。
申請から購入まで
- 購入する前に市に相談する(先に購入すると補助対象外となります)。
- 市役所で所定の申請書と意見書様式を受け取る。
- 医師に意見書を書いてもらう(身体障害者福祉法第15条の指定医に限ります)。
- 補聴器購入予定業者から見積書を受け取る。
- 市役所へ、申請書、意見書、見積書を提出する。
- 助成が決定した後、市から給付券が自宅へ送付される。
- 補聴器購入予定事業者へ給付券を渡し、自己負担額を支払って補聴器を購入する。
基準価格表
補聴器の基準価格表
補聴器の種類 |
1台あたりの
基準価格(円)
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基準価格に含まれるもの
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耐用年数 |
軽度・中等度難聴用ポケット型 |
53,500円
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- 補聴器本体(電池を含む。)
- イヤーモールド
(注)イヤーモールドを必要としない場合は、
基準価格から9,500円を除く。
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原則として
5年
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軽度・中等度難聴用耳掛け型 |
55,900円 |
高度難聴用ポケット型 |
53,500円 |
高度難聴用耳掛け型 |
55,900円 |
重度難聴用ポケット型 |
68,500円 |
重度難聴用耳掛け型 |
80,700円 |
耳あな型(レディメイド) |
101,500円 |
耳あな型(オーダーメイド) |
144,900円 |
補聴器本体(電池を含む。) |
骨導式ポケット型 |
74,100円 |
- 補聴器本体(電池を含む。)
- 骨導レシーバー
- ヘッドバンド
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骨導式眼鏡型
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134,500円
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- 補聴器本体(電池を含む。)
- 平面レンズ(注)平面レンズを必要としない場合は、基準価格から1枚につき3,800円を除く。
- 気導式補聴器(ポケット型、耳かけ型及び耳あな型のものに限る。)及び骨導式補聴器のいずれも補聴効果が期待できず、軟骨伝導式補聴器において、補聴効果が認められる場合には、軟骨伝導式補聴器を骨導式眼鏡型とみなすことができる。
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FM型補聴器
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- FM受信機
97,300円
- ワイヤレスマイク(充電池を含む)
135,400円
- オーディオシュー
5,250円
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ワイヤレスマイクは1台のみ。
基準価格の範囲内で必要な額を加算することができる。 |
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