城山遺跡128号住居跡出土の銅印

場所

保管:志木市立埋蔵文化財保管センター
出土:柏町3丁目

指定年月日

平成25年3月1日

 

城山遺跡(柏町)の平安時代(九世紀の終わりから十世紀のはじめ)の住居跡から出土した、銅印(どういん)緑釉陶器(りょくゆうとうき)1点、須恵器(すえき)6点、布目瓦(ぬのめがわら)2点。
銅印は、県内唯一の出土であり、印面には「(とみ)」の一文字が刻まれ、個人が所有する私印(しいん)と考えられ、個人が所有を許されたということでは、この住居に住む人物が、農民ではなく、役人またはこの地域の有力者であったと想定できる。
また、緑釉陶器(りょくゆうとうき)は、市内で唯一の発見であり、愛知県猿投山古窯跡群(さなげやまこようせきぐん)でつくられたもの。これらの資料は、この銅印を所有していた人物像を推測する上で、大変貴重な資料。