ボランティアとは?<その1> 

ボランティアってなんだろう?

ボランティアの語源は、ラテン語の「ボランタス(自由意志)」、「ボランタリウス(自らすすんでする)」などからきていて、英語の「ボランティア(Volunteer)」は志願者などの意味をもち、ボランタリー(自発的な、自らすすんでする)な活動をいいます。

ボランティアは、およそ次のような特徴をもっています。

(1)自主性・主体性

義務や強制でやる活動ではありません。

(2)社会性・連帯性 

社会の他の人たちと手をつなぎ、誰もがいきいきと豊かに暮らしていけるように、みんなで協力し支え合い、学び合う活動です。

(3)無償性・有償性

お金を求める活動ではなく、お金では得られない出会いや感動、喜びを得る活動です。
その活動は無償であることが多いですが、実費負担であったり、団体の運営資金を得るために有償で行われたりする場合もあります。

ボランティアとは?<その2> 

ボランティアをはじめるには? 

まず、自分は何をやりたいのか、活動の目的を明確にしてできることからはじめましょう。ボランティア活動には、様々な人との交流や自然や文化とのふれあいがあります。
人の輪の広がりの中では、「約束を守る」「相手のプライバシーを守る」「相手の立場に立って考える」など基本的な人間関係に注意して誠意を持って行うことが基本です。

ボランティアをするとこんなことも・・・

いろいろな人やいろいろな体験に出会うことにより、視野や活動範囲が広がり、環境や地域や人の喜ぶことができる、自分の勉強になるなど、楽しく活動することにより、仲間も増えます。
ボランティアは、自分のできることを楽しくやることが大切です。

いろいろな活動 

環境、医療、福祉、子育て、芸術・文化、まちづくり、男女共同参画、人権、平和、国際協力など市民による自発的・自主的な活動が、社会の様々な分野で大きく広がっています。
障害があっても地域で共に暮らせるようにしたい、まちに花をふやしたい、緑を残したい、高齢者がいきいきと暮すための手助けをしたい、文化や芸術を後世に伝えたい、などなど。
こうした活動は、個人的な活動の場合もありますし、団体での活動もあります。団体の活動に個人が加わることもありますし、実際、多くの団体の活動はそうしたボランティアによって支えられています。

 

NPOとは?<その1> 

NPOってなんだろう? 

「Non profit Organization」の略で、営利を目的としない民間組織(民間非営利組織)の総称です。

ここでいう「非営利」とは、「お金もうけを目的としない」ということです。交通費や材料費などの実費負担や、団体の運営資金を得るためのサービスを有料で提供することは「営利」ではありません。
非営利とは、お金をもらってはいけないということではありません。営利・非営利はその活動の目的を表し、有償・無償はその手段をいいます。

どういう団体がNPO?

NPOとは、次の6つの要件を備えるものとされています。

(1)公益性 公益を目的とする組織。
(2)非政府性 制度的に政府から独立している、民間組織。
(3)非営利性 利益を目的にせず、出た収益をメンバーで分配しない。
(4)自発性 自発的に結成され、自発的な活動をしている。
(5)公式性 代表者などを持つ公式な組織であり、継続的な活動をする組織。
(6)自己統治性 自分たちの活動を自主的に管理できる能力を備えている。

現在、これらの要件にあてはまる団体をNPOと呼ぶことが多く、またこの資料でも同じ考え方をしています。

NGOって?

「Non governmental Organization」の略で、一般的には,NPOとほぼ同じ意味です。
「非営利性」よりも「非政府性(政府からの独立性)」を協調するときに,NPOと区別して使用される場合が多いようです。

環境や人権・平和、開発、教育、保健医療などの分野で、政府からは独立して、国境を越えた活動を展開する団体に対して使われています。

もともとは、国連の場で、加盟国の政府とは別に経済社会理事会と協力関係を持つ民間団体を意味していました。

NPOとは?<その2>

NPOの範囲

それでは、具体的には「NPO」と呼ばれる範囲にはどういう団体があてはまるのでしょうか?

最広義のNPO

法人

社団法人、財団法人、学校法人、社会福祉法人、医療法人、宗教法人、

認可地縁団体、協同組合、労働組合 など

任意団体

町内会、自治体、業界団体、同窓会、同好会 など

一般的なNPO

法人

特定非営利活動法人(NPO法人)

任意団体

市民活動団体、ボランティア団体

NPOは、「民間の非営利組織」と訳されていますから、その範囲については、広義から狭義まで様々な考え方があります。

現在、一般的には「民間が主体となって継続的、自発的に社会貢献活動を行う、営利を目的としない団体で、特定非営利活動法人(NPO法人)及び市民活動団体やボランティア団体などの任意団体」がNPOと考えられています。

NPOとボランティアの違いって?

ボランティアもNPOも、自発的、主体的に社会貢献活動を行うという点では同じですが、ボランティアは活動する個人、NPOはそうしたボランティアなどで構成され、継続的に活動している組織と言えます。
個人ではなく、組織的に活動を展開することで、目的を達成しようとするのがNPOです。
NPOにとっては、ボランティアは活動の担い手として重要な存在である一方、ボランティアにとっては、NPOは活動の場を提供してくれる組織と整理することもできます。

NPOとは?<その3>

NPO法人とは? 

NPO法人とは、不特定かつ多数のものの利益の増進を目的とした非営利の社会貢献活動を行う団体で、一定の要件のもとに内閣府または都道府県から「特定非営利活動団体」として、認証を受けた団体です。
土地や建物を借りたり契約をしたりといった、より幅広い活動をしやすくする手段として、法人格を取得するNPOもあります。そうしたNPOを「NPO法人」と呼びます。

法人格とは?

NPO(ボランティア団体、市民活動団体)をつくるために許可は必要とされていません。

しかし、契約や資産の保持など法的に保証された権利、義務の主体として活動するには、法人でなければなりません。
NPOがこうした法律上の必要性等があるとき、法人格がなるべく簡単に取得できるようにしようという目的で、特定非営利活動促進法(NPO法)が制定されました。

前述の社会貢献活動のうち、この特定非営利活動促進法(NPO法)では不特定かつ多数のものの利益の増進」をし、かつ20の項目のいずれかに該当する活動を特定非営利活動としています。  

  1. 保健・医療又は福祉の増進を図る活動
  2. 社会教育の推進を図る活動
  3. まちづくりの推進を図る活動
  4. 観光の振興を図る活動
  5. 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
  6. 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
  7. 環境の保全を図る活動
  8. 災害救助活動
  9. 地域安全活動
  10. 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
  11. 国際協力の活動
  12. 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動
  13. 子どもの健全育成を図る活動
  14. 情報化社会の発展を図る活動
  15. 科学技術の振興を図る活動
  16. 経済活動の活性化を図る活動
  17. 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
  18. 消費者の保護を図る活動
  19. 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 
  20. 前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動