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歩道の快適化について
1.現状と課題
市内の既存歩道については、経年劣化により段差や水たまり等が発生し、市民等からの通報及び要望に対して部分的に補修・修繕で対応しています。しかし、ウォーキング人口の増加や通学路を指定した箇所が多く、高齢者、障がい者及び児童・生徒等から安全で快適な歩行空間が求められています。
2.目的
ノルディック・ポールウォーキングコースをはじめ、市内の既存歩道における段差の解消、平たん性や有効幅員の確保など「誰もが安心して歩きやすい歩道の更新」を行います。
3.計画の内容
- ノルディック・ポールウォーキングコースをはじめ、市内の既存歩道における段差の解消や平たん性の確保など、誰もが安心して歩きやすい歩道に更新します。
- ウォーキング等による市民の健康づくり活動を推進するため、推奨コースの設定や距離・コース表示を整備し、気軽に取り組める環境を整備します。
- 計画は、平成39年度までの10か年に歩道改修延長約44.5km、総事業費約17.9億円を見込んで整備することを目標としています。
4.工事の内容
- 段差の解消
歩道の乗入部(歩車道境界ブロック)を改修し、段差を解消します。
- 透水性舗装の導入
舗装の凹凸と水たまりを解消し、平たん性を確保します。
- 根上がりの補修
つまづきの原因等となる樹木の根上がりを除去し、平たん性を確保します。
- 有効幅員の確保
植樹帯(低木除去)を縮小し、有効幅員を確保します。
- U型側溝の蓋交換
側溝蓋を更新し、隙間や段差を解消します。