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志木っ子元気!子どもの健康づくりプロジェクト
志木っ子元気!子どもの健康づくりプロジェクト
生涯にわたり健康的な生活を送るための足部機能や足部骨格の発達には、運動や足のケアが大変重要であり、特に足の筋力・バランスの機能の発達段階にある10歳ごろのアプローチが有効であることから、正しい生活習慣の獲得を促すことを目的に足部機能・骨格発達支援事業を実施しています。
志木っ子元気!子どもの健康づくりプロジェクトとは
足部機能や足部骨格の発達の観点から、人生の中で最も重要な時期を迎える小学校期の「足」に着目し、足の筋力や形状・足爪・足指の状態を計測することで、見える化を図り、足部の正しい発達を支援することを目的としたプロジェクトです。
子どもの足部の骨は柔らかい骨で構成されており、10〜12歳くらいでかかとの骨の大きさや土踏まずの形状が完成し、20歳までに硬い骨に成長します。足部の骨が完成する小学校期に足部の発達を正しく促すことで、将来、足のトラブルの原因となる外反母趾や巻き爪などの症状を予防することができます。そのため、足部の状態を把握することはとても重要です。
対象者
市内小学校3・4年生
令和6年度は、市内小学校8校の3・4年生、合計1,385人を対象に行いました。
事業の年間スケジュール
5〜7月 計測会
7〜8月 セルフケアチェック表の取組み
9〜11月 説明会
12〜2月 インソール支援(対象者のみ)
計測会
計測会では、足指力(下肢筋力)、膝間力(臀部・大腿部の筋力計測)、足圧分布の測定や、足指チェック、足撮影を行います。
セルフフットケアチェク表の取組み
夏休みの宿題としてセルフフットケア(足指じゃんけん等)を実施しています。
説明会
児童・保護者へ結果説明会を実施しています。
※児童のみの学校もございます。
本事業の目的や、足部の観察方法等を説明している動画を公開しております。
是非、ご覧ください。
動画「子どもの足の健康づくり 子どもの足部の観察方法」<外部リンク>
インソール支援(対象者のみ)
計測会の結果を基に、ハイリスクの児童には、インソールを用いた支援を行っています。インソールを靴に入れることにより、足裏のアーチを支え、運動するときに使用する筋肉を正しく使えるようになるため、足部の発達に有効だと考えられています。
【ハイリスクとは】
・扁平足の傾向がみられる
・土踏まずの柔軟性が低い
・中足部に荷重がみられる
健康な足を育てるために今できること
健康な足を育てるためには、日頃の運動や適切なフットケアは欠かせません。そのため、保護者が足の爪の正しい切り方や、正しい靴の選び方を知ることが大切です。将来のために、取り組めることから始めましょう。
【正しい爪の切り方】
正しい爪の切り方 [PDFファイル/256KB]
【靴選びのポイント】