羽根倉浅間神社の境内にある蓮田稲荷には、神社やお堂などにあるような戸も木連格子(きづれごうし)もない。そのことは、何でもこの祠(ほこら)を建てた時「こどもが入っていたずらをするといけないから」と世話人達が扉(とびら)をつけたそうだが、その後世話人の一人が原因不明の病気になり、医者も薬も効果なく、どこかの神様にお伺いを立てたところ、このお稲荷様がお告げにあらわれ「わしの大好きなこども達と遊べないように扉をつけたので思い知らせてやった。扉を早く取りはずせば病(やまい)は治(なお)るであろう」と告げたとのことであった早速入口の扉を取り払ったところ、病人はまもなく元気になったので、それ以来このお稲荷様には扉が付いていないのだという。(上宗岡4丁目付近の伝説)

 こどもの好きなお稲荷様