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羽根倉浅間神社(はねくらせんげんじんじゃ)の縁起
羽根倉浅間神社(はねくらせんげんじんじゃ)の縁起
鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも)は建久4年(1193)に家来を集めて富士の裾野(すその)で大がかりな巻狩(まきが)りを行ったが、その際に宗岡の人達も勢子(せこ。鳥や獣(けもの)を追い出す役)としてかりだされたのである。
そのために翌年の年貢(ねんぐ)を免除されたので、喜んだ村人達はこれを記念して字(あざ)大野(荒川堤外)に塚を築き富士浅間を祀(まつ)った。
それが羽根倉浅間神社の起源となったのである。(上宗岡4丁目付近の伝説)