本文
軍伝田(ぐんでんだ)
軍伝田(ぐんでんだ)
昔、このあたりは底無しの大沼で、大石氏が居城である柏の城に立てこもった時、城を攻めあぐんだ上杉方の武士が、夜陰(やいん)に乗じてこの沼地に近辺の山で伐採してきた松や杉丸太を投げ入れて足代(あししろ)にし、数十人の忍(しのび)の兵を渡らせて松明(たいまつ)を用いて城の後方から火をかけ、焼き討ちにして城を落としたという。
敵の軍勢を伝えた沼田ということから、軍伝田(ぐんでんだ)の名が起こったという。(柏町2丁目付近の伝説)
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昔、このあたりは底無しの大沼で、大石氏が居城である柏の城に立てこもった時、城を攻めあぐんだ上杉方の武士が、夜陰(やいん)に乗じてこの沼地に近辺の山で伐採してきた松や杉丸太を投げ入れて足代(あししろ)にし、数十人の忍(しのび)の兵を渡らせて松明(たいまつ)を用いて城の後方から火をかけ、焼き討ちにして城を落としたという。
敵の軍勢を伝えた沼田ということから、軍伝田(ぐんでんだ)の名が起こったという。(柏町2丁目付近の伝説)