昨年は、蚊を介する感染症であるデング熱の国内感染が、約70年ぶりに確認されました。
デング熱は、蚊を介して感染する急性の熱性感染症です。人から人へ、感染することはありません。
デング熱の主な症状は、発熱、頭痛、筋肉痛などです。蚊に刺されてから3~7日程度で発症しますが、症状が出ないことも多くみられます。
ワクチンや特効薬、特別な治療法はなく、対処療法のみです。
もし症状がみられた場合は、早めに医療機関へ受診してください。
また、デング熱に関するご相談は、朝霞保健所(048-461-0468)へ、ご連絡ください。
蚊は、植木鉢の受け皿やプラスチック容器などに溜まった雨水など、小さな水たまりで発生するので、日頃から住まいの周囲の水たまりを無くすように心がけましょう。
屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意しましょう。
※蚊の活動は概ね10月下旬頃で終息します。これらの対策は10月下旬頃までを目安に行いましょう。