フレイルを予防しましょう!
フレイルとは
加齢とともに筋力や心身機能が低下した状態で、「健康」と「要介護状態」の中間の段階をいいます。介護を必要とする高齢者の多くが、このフレイルの段階を経ています。そのまま放置すると、健康や生活機能を損なう恐れがあります。いつまでもいきいきとした毎日を過ごすために、フレイル対策に取り組んで健康寿命をのばしましょう。
フレイルの状態が始まっているかもしれません
次の5つの項目でチェックしてみましょう。
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身体の活動が減った(散歩や運動、外出の量が減ったなど)
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6か月間で2から3kg以上の体重減少があった
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歩く速さが遅くなった(横断歩道が渡り切れないなど)
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わけもなく疲れた感じがする
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握力(筋力)が低下した(ペットボトルのふたが開けにくいなど)
1から2項目あてはまる人はフレイルの前段階(プレフレイル)。
3項目以上あてはまる人はフレイルの疑いありです。
フレイルを予防するための4つのポイント
栄養
高齢になると、食べる量が減ってしまいがちですが、筋肉のもととなるたんぱく質の多い魚や肉、卵や大豆製品などを積極的にとるようにして、バランスの良い食事を心がけましょう。
口腔機能
口や歯の状態の悪化は、食事をとりにくくなるだけではなく、誤嚥性肺炎や内臓疾患などにもつながります。また、会話や表情が乏しくなることで、人と会う機会が減り、活動量の低下にもつながります。毎日の歯の手入れや口をよく動かし、また定期的な歯科受診でお口の健康を保つようにしましょう。
運動
筋肉が衰えると、身体を動かすのが面倒になったり、転びやすくなって大きなけがにつながってしまったりします。ウォーキングなどの運動習慣や簡単な筋力トレーニングなどで、健康な身体を維持しましょう。
社会参加
“人とのつながりの低下”はフレイルを招きやすいといわれています。年齢を重ねると、外出が面倒になってしまいますが、趣味やボランティア、地域活動などのやりがいをもつことは、心と身体の健康を保つためにとても重要です。
栄養改善・お口のケア訪問支援事業のご案内(介護予防普及啓発事業)
内容
管理栄養士や歯科衛生士がご自宅を訪問し、お一人お一人に合った栄養や口腔ケアのアドバイスを行います。原則1回の訪問となります。
フレイル予防としての利用も可能です。ぜひ、ご利用ください。
対象
65歳以上の市民で、食事や栄養、歯や口腔ケアについて心配がある方
費用・お申込み
無料です。お住まいの担当地域の高齢者あんしん相談センターにお申し込みください。
高齢者あんしん相談センター
お住いの地区 | 高齢者あんしん相談センター | 電話番号 |
本町地区 | ブロン | 486-0003 |
柏町地区 | 柏の杜 | 486-5199 |
館・幸町地区 | 館・幸町 | 485-5610 |
宗岡地区(宗岡中学校区) | せせらぎ | 485-2113 |
宗岡地区(宗岡第二中学校区) | あきがせ | 485-5020 |

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