宗岡第三小学校今回は、市役所庁舎前や市内小中学校に設置されているカッパ像を紹介します。
宗岡第三小学校のカッパ像
(体育館の前に設置されています)

ブロンズ鋳物のカッパ像、台座は天水桶(てんすいおけ)

市役所のカッパ像市役所庁舎前や市内小中学校に設置されているカッパ像は、すべて同じ鋳型で作られたブロンズ鋳物で、富山県高岡市にある鋳物工場で製作されました。
製作者に製作当時の話しを聞いたところ、みんなに親しみを持ってもらえるカッパ像とするために、スケッチから立体化するとき、どこから見てもかわいらしく見えるように造形に気をつけたとのことでした。
これらのカッパ像は、右手にはきゅうり、左手には蓮の葉を持っています。この蓮の葉は、雨水を集める役割を担っており、蓮の葉から集められた雨水が、カッパの下の四角い大きな台座の中に溜ためられる仕組みになっています。
台座の大きさはそれぞれ異なりますが、小さなもので約1t、大きなものになると約3tまで溜められるようになっています(右の写真は、市役所のカッパ像。台座には約1tの雨水が貯水できます)。
ここに溜められた雨水は、植木の散水などに使われており、節水に一役買っています。
昔は、このように、雨水(天水)を溜めておく桶が、屋根の上や軒先、町かどなどに置かれていました。この桶は「天水桶」と呼ばれ、火災の時などにすぐ利用できるようになっていました。

雨水流出抑制の役割も担っています 

設置場所 台座の容積
志木小学校 1㎥
宗岡小学校 1㎥
志木第二小学校 2㎥
宗岡第二小学校 2㎥
志木第三小学校 1㎥
宗岡第三小学校 2㎥
志木第四小学校 2㎥
宗岡第四小学校 3㎥
宗岡中学校 2㎥
市役所庁舎 1㎥

カッパ像の台座は、雨水をここに一時的に溜めておき、そのまま河川に流さないようにすることで、水害を防止するという、雨水流出抑制の役割も担っています。

蛇口 市役所のカッパ像の台座にとりつけられた魚型の蛇口。
ひねると貯水された雨水が出てきます。