ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらしの情報 > 医療・健康 > 健診・検診 > 令和6年度子宮頸がん検診について

本文

令和6年度子宮頸がん検診について

ページID:0001496 更新日:2024年4月26日更新 印刷ページ表示

令和6年度子宮頸がん検診について

子宮頸がんについて

子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスは、性的接触により感染し、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染すると言われています。ほとんどは、自然免疫で排除されますが、ごく一部は持続的に感染し、数年から数十年の長い時間をかけてがんになることがあります。

子宮頸がん検診の「HPV検査法」は「湿潤がん罹患率の減少効果がある」というエビデンスに基づき、WHO(世界保健機関)から世界に推奨されています。国立がん研究センター等も「HPV検査が陰性であれば細胞の形に変化が起きていない(正常)、またはすぐには起きにくい」としています。志木市も過去に実施した子宮頸がん検診の結果を分析※して同様の結果を得ました。これらのことから、このたび志木市はHPV検査単独法を導入いたします。
※平成27年度HPV検査陰性者では、3年後のHPV検査でも98.3%が陰性、さらに3年後も98.6%が陰性でした。つまり、将来のがん化のリスクが少ないことを示します。

また、市で子宮頸がん検診が確認されない方へ実施している「自己採取HPV」検査(自宅などで簡単に子宮頸がんのリスクを確認できる)を今までの30〜60歳の国民健康保険被保険者に加え、30〜49歳の社会保険加入者の未受診の方も受けられるよう対象者を拡大します。

志木市の子宮頸がん検診が変わります

20歳代では一過性のHPV感染が多く、60歳以降ではほとんどHPVに感染することが少ないことから、20歳代と61歳以降の方には細胞診検査を実施し、30歳~60歳の方にHPV単独検査を実施します。
※令和6年度は対象年齢の方みなさまが受診できますが、令和7年度から細胞診は偶数年齢、HPV検査単独法は5歳刻みの年齢の方のみ受診できる体制に変わります。
検査方法に液状化検体を使用することで、従来の検査方法より精度が向上し、子宮頸がんの早期発見が見込まれます。

がん検診の指針に示されている子宮頸がんの検査

細胞診検査 HPV検査
子宮頸部の細胞に異常がないか調べる検査 がんの原因であるHPV感染の有無を調べる検査
検査内容:問診・視診・子宮頸部の細胞診及び内診 検査内容:問診・視診・HPV検査
※HPV陽性の場合はHPV検査時の残りの検体を用いて細胞診検査を自動的に行います。(再度検診を受ける必要はありません)
対象:20歳以上 対象:30歳以上
受診間隔:2年に1回 受診間隔:5年に1回

今年度に限り移行期間とし、令和6年4月1日時点で20歳以上全ての希望者にお受けいただけるよう、対象者を拡大しています。
来年度の対象者は、20、22、24、26、28、30、35、40、45、50、55、60、62歳、以降偶数年齢の方になります。

対象と検査方法

子宮頸がん検診の対象と検査方法
年齢(4月1日時点) 検診方法 検査方法 受診間隔

20歳代及び61歳以降
以下の生年月日に該当する方には受診券(今年度はハガキになります)を発送します
受診券発送対象者ではない、20歳代及び61歳以降の方も、令和6年度は検診を受けることができます。
20歳:平成15年4月2日~平成16年4月1日
22歳:平成13年4月2日~平成14年4月1日
24歳:平成11年4月2日~平成12年4月1日
26歳:平成9年4月2日~平成10年4月1日
28歳:平成7年4月2日~平成8年4月1日
62歳:昭和36年4月2日~昭和37年4月1日
64歳:昭和34年4月2日~昭和35年4月1日
66歳:昭和32年4月2日~昭和33年4月1日
68歳:昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
70歳:昭和28年4月2日~昭和29年4月1日

細胞診 細胞診検査(問診・視診・子宮頸部の細胞診及び内診) 2年間隔

30歳〜60歳

以下の生年月日に該当する方には受診券を発送します。受診券発送対象者ではない、30歳〜60歳の方も、令和6年度は検診を受けることができます。
30歳:平成5年4月2日~平成6年4月1日
35歳:昭和63年4月2日~平成元年4月1日
40歳:昭和58年4月2日~昭和59年4月1日
45歳:昭和53年4月2日~昭和54年4月1日
50歳:昭和48年4月2日~昭和49年4月1日
55歳:昭和43年4月2日~昭和44年4月1日
60歳:昭和38年4月2日~昭和39年4月1日

HPV単独法検診 HPV単独法検査(問診・視診・HPV検査)
※HPV検査結果が陽性の方には細胞診検査を実施します
5年間隔
対象外となる方
  • 子宮頸がん、体がんの治療中、経過観察中の方
  • 治療等により、すでに子宮を全て摘出されている方
  • 検診日当日に生理中の方
  • 妊娠中またはその可能性のある方(妊婦検診で同様の検査を実施します)
  • 同一年度内(4月以降)に妊婦検診を受診した方(妊婦検診で同様の検査を実施します)
  • 月経時以外の出血や外陰部の痛み、おりものの異常等症状のある方

子宮頸がんHPV単独法の結果とその後について

HPV検査結果が陽性の方のみ細胞診検査を実施します。細胞診検査結果が陽性の場合は、1年後再びHPV検査の対象になります。検査未受診の場合は、引き続き検査対象となります。対象者には受診券(ハガキ)を送付します。
一方、HPV検査が陰性の方は検診対象年齢(4月1日時点で30、35、40、45、50、55、60歳)のときに、次回検診を受けていただきます。

検診場所

医療機関で実施する個別検診と、市内の公共施設で検診バスを使用する集団検診があります。集団検診では、医師の判断により実施する体がん検査は受けられません。

子宮頸がん検診個別実施医療機関
子宮頸がん検診個別実施医療機関
医療機関名 住所 電話番号

細胞診
(頸部・体部)

HPV単独法
志木市 よつはレディースクリニック志木 本町5-25-8ドゥーセットビル3階 048-423-6428
新座市 新座志木中央総合病院 東北1-7-2 048-474-7211
  牧田産婦人科医院 あたご3-3-17 048-478-1151
  大塚産婦人科小児科医院 片山1-16-3 048-479-7802
朝霞市 阿部レディースクリニック 根岸台6-3-13 048-465-8118
  たまきクリニック 本町2-4-18バモスビル4階B 048-423-2204
  TMGあさか医療センター 溝沼1340-1 048-466-2055
  TMGサテライトクリニック朝霞台 西弁財1-8-21 048-452-7700
  あさか産婦人科 溝沼537-1 048-466-4103
和光市 独立行政法人国立病院機構 埼玉病院 諏訪2-1 048-462-1101

検査費用(自己負担分)

個別検診と集団検診で検査費用が異なります。生活保護世帯の方は、自己負担額が免除されます(受診の際に受給者証を提示してください)。

個別検診
  • 細胞診検査700円(体部細胞診を実施した場合500円追加)
  • HPV検査700円(体部細胞診を実施した場合500円追加)
集団検診
  • 細胞診600円(体部細胞診は実施しません)
  • HPV検査600円
無料クーポン券(ハガキ※)について

子宮頸がん無料対象者に、6月下旬から無料クーポン券(※今年度からハガキになります)を順次送付します。志木市、朝霞市、和光市、新座市外の医療機関で受診した場合は申請すると、後日、自己負担額を償還払いします(限度額あり)。詳しくは「子宮頸がん検診・子宮頸がんHPV併用検診の償還払い」をご覧ください。

子宮頸がん検診無料クーポン券対象者
年齢(令和6年4月1日時点) 生年月日
20歳

平成15年4月2日〜平成16年4月1日

26歳 平成9年4月2日〜平成10年4月1日
がん検診補助金交付について

市のがん検診を受けた方で、市・県民税非課税世帯の場合は、申請をすると自己負担金額を還付します(限度額有り)。詳しくは、「子宮頸がん検診・子宮頸がんHPV併用検診の償還払い」をご覧ください。

実施期間

個別検診

令和6年5月1日から令和7年2月28日まで

集団検診

日程と会場については、「令和6年度集団健(検)診(特定健診・がん検診等)」をご覧ください。

申込方法

個別検診

 直接、医療機関にお申し込みください。

集団検診

令和6年8月1日(木曜日)から専用ダイヤル0120-373-489、もしくはインターネットからお申し込みいただけます。詳しくは、「令和6年度集団健(検)診(特定健診・がん検診等)」をご覧ください。

検診に関する注意事項

  • 基本的には子宮頸部の検査ですが、最近6か月以内に月経異常、不正出血及び褐色帯下の症状がある方は、子宮体部の検査も実施できます。子宮体部の検査は、発熱・感染・出血・臓器損傷のリスクがあります。検査後に、下腹部痛が続き発熱する・出血量が多い場合は、速やかに医療期間を受診してください。また、問診の結果により受診できない場合があります。
  • 子宮の壁の細胞をこすり取る検査ですので、少量の出血を伴う場合があります。検診終了後、出血や痛みが続くようでしたら、速やかに医療機関を受診してください。
  • 志木市の各種がん検診は、個別検診・集団検診いずれか年度内に1回のみ公費で受診できます。同じ検診を2回以上受診してしまった場合には、2回目以降の公費負担分を返金していただきますので、ご注意ください。また、受診日当日志木市に住民登録がないことが判明した場合も、公費負担分を返金していただきます。

未受診者対策事業

定期的な子宮頸がん検診受診につなげるために、自宅などで簡単に子宮頸がんのリスクを確認できる「自己採取HPV検査」を実施しています。

Hatch Healthcare株式会社のホームページ「HPVの感染をチェック子宮頸がんリスク早期発見サービス」<外部リンク>

対象

市で子宮頸がん検診が確認されない、30〜60歳の国民健康保険被保険者と社会保険加入の30代・40代の方。(対象者にハガキを送付します)
詳しくは、健康政策課健(検)診・保健事業グループへお問合せください。

HPVワクチン接種

HPVワクチンと検診で子宮頸がんは予防できます。詳しくは「予防接種」をご覧ください。

こんな症状があったら医療機関へ、かかりつけ医をもちましょう!

子宮頸がん以外にも、女性特有の病気や苦痛に感じる症状等を相談することができます。病気の小さなサインを見逃さず受診しましょう。

  • ひどい生理痛・不整出血(月経時以外の出血)
  • 月経の異常(周期が長い・短い、経血量が多い)
  • 下腹部の痛み、外陰部のかゆみ
  • 生理前にイライラする(PMS) など

参考情報

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク>