日用品の安全性に関する意識調査 ー価格と安全性に対する考え方についてー

普段、雑貨や子供用の玩具などの日用品を、価格を重視して購入される方も多いのではないでしょうか。消費者庁には、日用品に関するさまざまな事故情報が寄せられており、これまでにカプセル入りスポンジ玩具等の注意喚起を行ってきました。これらは主にいわゆる100円ショップ等で販売されている製品についての事故情報と、意識調査の結果から、価格と安全性に関する考え方を明らかにしました。日用品の安全性に関する意識調査の結果でも、安価な日用品を購入する場合は、安全性に対する意識が低くなりがちで、「警告」、「注意」、「対象年齢」などの表示を確認することなく、衝動的に購入してしまう傾向があることが分かりました

日用品を購入する際のアドバイス

  1. 安価な日用品であっても、安全性を考慮して購入するようにしましょう。
  2. 「警告」、「注意」、「対象年齢」などの表示を確認しましょう。
  3. 日用品のリコール情報に注意しておきましょう。
事例1

100円ショップにてUSBケーブルを購入。スマートフォンにパソコンを接続した瞬間にパソコン端子から火花が散って焦げたような臭いがした。驚いて抜き、火事になってはいけないと思い指先で抑えたので、指先に軽いやけど(ヒリヒリする程度)を負った。スマートフォン、パソコン共に電源が入らなくなった。

事例2

昨年100円ショップで購入した白熱電球を、居間の照明に使っていた。ふつうに電気をつけてテレビを見ていたところ、バーンと音がして電球が破裂した。テレビをつけていたので真っ暗にはならなかったが、慌てて別の電気をつけてみたら電球の破片が手に刺さっていた。

事例3

100円ショップで購入したアイシャドウを使用したところ、眼球の白い部分が赤くなり、痛くて涙が止まらず、目を開けられなくなった。翌日医者に行き、治療を受け、目薬を処方された。6日後、目が見えにくくなったので、医者に視力検査をしてもらったところ、正常時0.4だったのが両目とも0.1だった。その2日後、夜の運転時に見え方が乱反射のようになったので医者へ行くと、目に傷があるからだろうと言われた。

事例4

100円ショップでラッパ型のシャボン玉ができるおもちゃを購入し、子供が遊んでいたところ、吸い口が取れて吸い込んでしまったらしい。背中を叩いてやと3センチくらい出てきたので喉から出した。医者にはかからなかったが、大変危険なので情報提供したい。

事例5

仏壇に供える線香にターボライターで火をつけ、サイドボードに置いた後仏壇から離れた。ターボライターから火が出て、近くにあったプラスチックのクリアファイルが燃え、サイドボードのガラスにも亀裂が入った。慌てて落とし、足で踏んで消したので、じゅうたんに黒いコゲ跡がつき、サイドボードの上面も黒く焦げていた。

日用品を購入する際のアドバイス

  • 安価な日用品であっても、安全を考慮して購入するようにしましょう。
  • 「警告」、「注意」、「対象年齢」などの表示を確認しましょう。
  • 日用品のリコール情報にも注意しておきましょう。

高齢者のフィットネスクラブ等での事故が増えています!ー無理をせず自分の体力に合わせた運動をしましょうー

高齢者の健康志向の高まりによって、フィットネスクラブ等の施設を利用して新たに運動を始める高齢の方が増えている一方、それに伴いフィットネスクラブ等における高齢者の事故も増える傾向にあります。適度な運動は望ましいことですが、高齢になると若い時と比べて筋肉や骨などの身体機能が弱くなり、認知機能やバランス感覚も低下するため、運動中の事故が起きやすく、また事故が起きた場合には骨折などの大きなけがにつながりやすくなります。

転倒による事故 事例1

スポーツクラブでトレーナーの指示に従って反復横飛びをしていた際、体のバランスを崩して後ろに倒れ、左手を複雑骨折した。

転倒による事故 事例2

サービス付き高齢者住宅の体操教室に参加した。補助器具のキャスター付き椅子をつかみ損ね、後ろ向きに店頭して壁に頭を強打した。近くの脳神経外科を受診すると、救急病院に搬送され硬膜下血腫と診断され、当日開頭手術となった。

運動器具による事故 事例3

フィットネスクラブでインストラクターが横について、胸を押し付けて両手を運動するマシンを使用した。胸に違和感があったが、最後まで続けた。6日後に病院を受診すると、胸骨が折れていると言われた。当日は前開きのカーディガンを着て運動をし、ボタン(直径2cm弱)の位置と折れた場所が一致するので、ボタンを押さえつけたので折れたようだ。

契約関連のトラブル 事例4

スポーツジムで脚力を鍛える器具を使用する際、調整のために鉄のバネ式のボルトを操作しようとしたとき、引き抜いたボルトがバネの反動で器具に戻り、器具とボルトの間に左手を挟まれた。病院を受診したところ、左手中指を2か所骨折し、全治2か月から3か月と診断された。後日ジムに治療費負担と解約を申し出たところ、「器具の故障が原因でないため負担できない。契約は、6か月契約なので違約金を支払うように」と言われた。

契約関連のトラブル 事例5

ホットヨガ教室の無料体験をした上で当日入会申込みをした。1か月ぐらいしてから、高血圧気味になったので病院にいったところ、「血圧が高いのに血圧が上がりそうなホットヨガはよくない」と医師から指摘された。

事故を防ぐためのアドバイス

  1. 骨折リスクなどが高くなっていることに注意しましょう
  2. 持病のある方はかかりつけ医に相談して運動内容を決めましょう
  3. 運動器具や設備の使い方について、スタッフから十分な指導を受けましょう
  4. 安全管理が整った施設を利用しましょう
  5. 入会前に大会やへ返金等び契約内容をよく確認しましょう

万が一トラブルに遭った場合には・・・

お近くの消費生活相談センター等にご相談ください。

消費生活センターへのお電話は、全国共通の電話番号「188番(いやや)」にお掛けください。