手足口病の流行警報が発令されています

手足口病に注意しましょう

手足口病の埼玉県内の患者報告数が国の定める流行警報の基準値を超えたと、7月3日に県の報道発表がありました。

流行警報の基準値を超えるのは平成29年7月以来2年ぶりです。

今後、県内における流行の拡大が予想されますので注意が必要です。

埼玉県ホームページ「手足口病(てあしくちびょう)の流行警報を発令します しっかりと手洗いして感染予防に努めましょう」

手足口病とは

症状

4歳くらいまでの乳幼児を中心に夏季にみられる病気で、感染してから3から5日後に、口の中、手のひら、足の裏や足の甲などに2から3mmの水泡性の発疹が出ます。

また、38度以下の軽い発熱を伴うこともあります。

手足口病は、数日間のうちにほとんど治る病気です。

しかし、まれに髄膜炎、脳炎などの合併症を伴うことがあります。

なお、近年、手足口病の症状が消失してから、1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落がみられていますが、自然に治るとされています。

手足口病の予防のポイント

主な感染経路は、患者の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛沫感染」や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れることによる「接触感染」、便の中に排泄されたウイルスが口に入る「経口感染(糞口感染)」です。

そのため、手洗いをしっかり行うことが重要になります。

特に、この病気にかかりやすい年齢層である乳幼児がいるご家庭や集団で生活している保育施設などで、おむつを交換するときなどは、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いしてください。

治療について

手足口病に特効薬はなく、特別な治療法はありません。また、基本的には軽い症状の病気なので、経過観察を含め、症状に応じた治療になります。

しかし、まれに髄膜炎や脳炎などの合併症が起こる場合があるので、経過観察をしっかりと行い、高熱が出る、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。