ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 観光情報 > 歴史・文化財 > 伝説・昔話 > 舘氷川神社(たてひかわじんじゃ)と椋(むく)の木

本文

舘氷川神社(たてひかわじんじゃ)と椋(むく)の木

ページID:0002576 更新日:2022年9月12日更新 印刷ページ表示

舘氷川神社(たてひかわじんじゃ)と椋(むく)の木

昔、天皇の命を受けた坂上田村麻呂(さかのうえたむらまろ)が蝦夷征伐(えぞせいばつ)に出かけたおり、武蔵野で別の賊(ぞく)と合戦になり、地理に疎(うと)い田村麻呂の軍勢は、敵に囲まれてしまった。

そこで武蔵国の総鎮守(そうちんじゅ)の大宮の氷川神社(ひかわじんじゃ)に戦勝を祈願したところ、近くの林の中に実を鈴なりにした椋の木を見つけることができ、田村麻呂は喜んでその実を兵士に食べさせると、兵士は元気を取り戻し、囲みを解き賊を退散させることができた。

戦勝は氷川神社の加護と信じた田村麻呂は、お礼のしるしにと椋の木の近くに一つの社(やしろ)を祀(まつ)ったという。

それが館氷川神社のはじまりであり、境内にあった椋(むく)の大木も、その時のものだったと伝えられる。(柏町3丁目付近の伝説)

舘氷川神社と椋の木舘氷川神社


<外部リンク>