新型コロナウイルス感染症に関連した消費生活相談事例について

新型コロナウイルス感染症関連の相談はコロナ禍の長期化によって多様化しています。

混乱の中でご自身も被害に遭われないよう、ご家族やご友人と情報共有してください。

国や市役所を装った給付金・助成金関連の詐欺にご注意ください。

相談事例紹介
「公式 給付通知」と称する不審なメールが届き、返信を求められた。

パソコンで使用しているメールアドレスに、「≪公式≫給付通利」という送信者名(差出人名)で、「給付番号No.XXXXXXX(7桁の数字の羅列)」という件名の不審なメールが届いた。

本文には「個人給付金をお預かり中です」「お客様口座へ送金させていただきます」「ご説明を希望される場合は《資料請求》と記載しこのメールにご返信ください」「申し込み用のURLを送らせていただきます」といった記載がある。怪しいので情報提供する。(70歳代男性) 

「市民生活センター」と名乗るところから、メールで給付金手続きデータ処理費用を請求され、支払ってしまった。

市民生活センターと名乗るところから、フリーメールアドレス宛に「給付金に関するお知らせ」というメールが、携帯電話に届いた。文面の最後にURLがあり、クリックすると「給付金手続きのデータ処理のため3万5000円を支払ってください」と表示された。

本当かどうか迷ったが、給付金がもらえないと困ると思い、記載された通り、コンビニで電子マネーを3万5,000円を購入し、その番号をメールした。よく考えると詐欺だと思う。返金してほしい。(30代男性) 

特別定額給付金の代理申請業務を行う団体を名乗る者から電話で個人情報や口座番号を聞かれた

知らない相手から「マイナンバーカードを持っている人はインターネットからの手続きが可能で早期に定額給付金10万円が給付されるが、マイナンバーをもっていない人は複雑な手続きが必要になる。

家族にマイナンバーカードを持っている人はいるか」と電話があり、「いない」と伝えると、「団体の名称はまだ決まっていないが、国から代理申請業務を委託されている団体だ。手数料はかかるが、氏名、住所、電話番号、振込銀行口座を教えてくれれば一日も早く困った人に給付することができる」と言われた。「いずれ10万円が給付されるのでつなぎ融資もできる。利息として2、3万差し引いた金額を振り込む」とも言われたが、怪しいと思う。詐欺ではないか。(50歳代男性)

特別定額給付金とマイナンバーの申請代行するとの電話があった 

携帯電話に若い男性から電話があり、「新型コロナウイルスの件で国から一律に10万円を給付することになったが、より早く手元に届けるために申請代行をする。マイナンバーカードなら一週間以内に確実に振り込まれるため5月中旬までに10万円が入金される。通常マイナンバーカードを作るのには1か月かかり、そうなると10万円をもらえなくなるかもしれない。マイナンバーカードの取得率が低いので、その手伝いをする。うちもボランティアではないので申請手続きに2,3万円の手数料はかかるが家に居ながらにして10万円がもらえる」と言われた。相手の名前を尋ねると「立ち上げたばかりなので正式名称がついていない」と言ったので怪しいと思い、電話を切った。(50歳代男性)

役所を騙ったSMSが届き、金融機関の口座番号を入力するよう求められた

市役所から「新型ウイルス緊急救済措置としてお年寄りの居る世帯に現金入金します」というSMSが届いた。記載されたURLにアクセスして金融機関口座番号を入力するようだ。不審なので入力したくない。(40歳代女性) 

「インターネットサービスを一定額以上利用した人にお金を給付する」というメールが届いた

政府の関係機関のようなところから「インターネットサービスを一定額利用した人に、5千万円を上限として給付する」というメールが届き、名前も載っていた。銀行口座を登録したところ、給付を代行するサイトの費用と手続き料として合計1万円が必要というメールが届いた。どうしたらよいか。(80代男性) 

新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブル

相談事例紹介
大手薬品会社名で社債発行に関する書類が届き、後日社員を名乗る者から「新型コロナウイルスの治療薬を開発している」と電話があったが不審だ

大手製薬会社の社名が入った封筒が届き、社債発行の案内、会社概要、新型コロナウイルス治療薬開発についての書類が入っていた。後日、その会社の社員を名乗る者から電話があり、「政府の要請で新型コロナウイルスの治療薬を開発している」と言われたので、「嘘でしょう」というと態度が豹変し、「そんなこと言うのなら先日送った書類は回収する」と言われた。「書類は地域包括支援センターに送ったので、手元にない」と言ったら電話が切れた。不審だ。(80歳代女性) 

大手製薬会社名で新型コロナウイルス治療薬に関する書類が届き、後日、電話で社債購入の支払いを求められた

大手製薬会社名で証券コード等が記載された書類が届いたが、関係ないと思い放置していた。ところが後日、自宅にその会社を名乗って「ご契約ありがとうございます」と電話があり、対応したところ、「2000万円分の社債を購入したことになっている」と言われた。この会社の社債を購入した覚えは全くなく、「知らない」と言って電話を切ったが、不審だ。届いた書類をよく見てみると、新型コロナウイルス治療薬について記載がある。(80歳代女性) 

保健所の職員を名乗る者から「家族は何人か。マスクを直接届ける」と電話があり、不審だ

保健所の職員を名乗る者から「マスクが1世帯に2枚配られますが、ご家族は何名ですか」と電話があった。

「マスクは明日直接届ける」とも言われ、不審だ。(70歳代女性)

中央省庁を名乗りマスクと検査キットを送ると電話があり、家族構成などを聞かれた

自宅の固定電話に中央省庁を名乗る電話があり、新型コロナウイルスの説明をされ、マスク2枚と新型コロナウイルスの検査キットを送ると言われた。「○○さんですね」世苗字を確かめられ、家族構成とかかりつけの病院を聞かれたので、家族構成や通院先、持病や服用薬を答えてしまったが、詐欺なのではないかと心配になった。(80歳代女性)

消費者へのアドバイス

  • 行政機関の職員を名乗る、行政から委託されたという業者からの怪しい電話や訪問、心当たりのない送信元からの怪しいメール・SMS、SNSなど、怪しい・おかしいと思うものには反応しないようにしましょう。
  • 新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにしましょう。 
  • 不審に思った場合は、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。今後、新たな手口の勧誘が行われる可能性があります。少しでもおかしいと感じたら早めにご相談ください。