スマートでコンパクトな市民に親しまれる市庁舎を目指して

新庁舎の建設を進めます

市では、老朽化した市庁舎の建替えを行うため、新庁舎建設にかかる基本・実施設計の候補者について公募型プロポーザルを実施し、新庁舎の基本・実施設計事業者を選定しました。
このページでは、選定までの経過や設計者の提案内容をQ&A形式で紹介します。

Q.なぜ、いま新庁舎建設を進める必要性があるのですか。

A.現在の市役所庁舎は、耐震診断の結果、耐震性能が不足し、震度6から7規模の地震で倒壊または崩壊する可能性が高いとされています。
このことは、まだ記憶に新しい熊本地震や遠くない将来に発生することが予想される首都直下型地震のような大規模地震が発生した場合、市庁舎が倒壊する可能性が高く、私たちの暮らしの安全・安心のため、いち早い整備が必要であることを示しています。
また、現在の市庁舎は、昭和47年に建設され、経年劣化が進行し、電気、空調、給排水機器は耐用年数を超え、一部設備で法令に適合していないことが指摘されています。

Q.どのような経緯で、どのような庁舎を建設するのですか。

A.これまで、市では市庁舎のあり方について、市民を中心とした「庁舎建設基本計画検討委員会」を設置したほか、市議会議員の皆さんや、市職員によるプロジェクトチームなどにおいて、市民会館との複合化や建替えの方法など、さまざまな議論を重ねてきました。
議論を重ねる中では、市庁舎と市民会館を複合化した場合は、多大な費用が必要となること。そして、複合化の要件を満たすには、現在の市役所用地以外に用地が確保できないこと。また、現在の市庁舎を耐震補強する方式では、耐用年数が短く、20年後には建替えが必要となること。さらに、PFI(プライベートファイナンスイニシアティブ)方式や豊島区役所庁舎で導入した等価交換方式の活用は、立地性や市場価値の観点から志木市では事業者の参入が見込めないことなどが確認されました。
そうした現状を踏まえ、今後の市庁舎整備は、市の財政規模や人口構造を考え、身の丈に合った市庁舎整備が望ましいとの考えから、(1)複合化ではなく現在の市役所用地において市庁舎単独で建設する。(2)耐用年数目標を100年とする。(3)設計、解体、仮庁舎建設などを含めた事業費の総額を70億円とする。といった方向性を平成28年10月に決定しました。

Q.新庁舎はどこに建設するのですか。

A.新庁舎の建設場所について、庁舎建設基本計画検討委員会のなかでは、市民会館の用地も候補地として挙げられましたが、市民会館用地には、市庁舎の機能を維持するに必要な面積を確保することが難しいといった課題があります。
一方、現在の市役所用地は、大規模な水害及び地震への対策や液状化対策をしっかりと施せば、防災拠点としての機能を十分に確保できることが確認され、また、志木地区と宗岡地区の中心にあって、市民のまちづくりの拠点として期待できることなどから、現在の市役所用地に建設することを決定しました。

Q.新庁舎はいつ建設するのですか

A.平成34年度の共用開始を目標として平成29年度に基本設計、30年度に実施設計を策定します。平成31年度に現庁舎の解体工事、新庁舎の建設工事を開始します。

Q.新庁舎建設の設計候補者は、どのように選定したのですか。

A.新庁舎の基本・実施設計業務を委託するにあたっては、柔軟で高度な発想力や設計能力、豊富な経験を持つ設計者を選定するため、学識経験者や県職員、副市長、市職員で構成する候補者選定委員会を設置し、公募型プロポーザルにより設計事業者を募集しました。
平成28年11月25日に第1回選定委員会を開催し、これまでの市庁舎整備に関する検討を踏まえ、市が求める設計者としての条件を定めました。

プロポーザル方式とは

プロポーザル方式とは、最も優れた設計案を選ぶコンペ方式とは異なり、最も適した設計者を選定するもので、新庁舎の具体的な設計・デザインは、今後、選定した設計候補者と協議して決定します。 

第1次審査

平成29年1月24日に開催した第2回選定委員会では、参加表明のあった3社について、書面審査を行い、3社すべてを第2次審査の技術提案書を提出できる者として選定しました。

第1次審査の結果について

第2次審査

3月29日に第3回選定委員会を開催し、提出された技術提案書をもとにプレゼンテーション及びヒアリングを実施しました。設計工程業務の実施方針、テーマの的確性や創造性、実現性、業務への理解度や意欲などを審査し、安心・安全、志木市らしさ、ライフサイクルコスト、独自のテーマの4テーマを含む技術提案を総合評価し、株式会社佐藤総合計画を最優秀者(設計候補者)として選定しました。

第2次審査の結果について(新庁舎建設の設計業者の選定結果を公表します)

Q.水害対策はどのように講じるのですか。

A.新庁舎建設予定地である現在の市役所用地は、新河岸川と柳瀬川に囲まれることから、水害に対する対策が必要です。
明治43 年には、宗岡地区で最高水位8・195mを記録するなどの歴史を踏まえて、庁舎床面の浸水レベルに配慮するとともに、地階には機械室などの浸水でダメージを受ける施設を設けず、災害対策本部を2階または3階に設けるなどの対策を講じます。

Q.どのような新庁舎建設を目指すのですか。

A.新河岸川と柳瀬川という2つの川に囲まれる自然環境や景観を生かし、四季折々の変化に富んだ表情を織り成す「いろは親水公園」との調和を図りながら、志木市らしい市庁舎の建設を目指します。
また今後は、「市民力」を生かして、市民とのワークショップを開催し、市民協働スペースや広場、テラスなどについて市民の意見を取り入れた市庁舎の建設を目指します。

▼川の間にたたずむ新庁舎

 

▼新庁舎といろは親水公園がつくる賑わいのイメージ
 

新庁舎建設に関するこれまでの経緯はこちらからご覧になれます