水とみどりの豊かな志木市には、たくさんの野鳥が生活しています。特に市内を流れる新河岸川や柳瀬川は野鳥が多く住んでいることで知られていますが、そのほかにもわたしたちの周りにある公園や田んぼ、商店街の軒下などでもちょっと気をつけるだけで、いろいろな鳥たちに会うことができます。 ここでは、市内で見られる野鳥を紹介していきます。
・市内全域
・荒川周辺
用語解説
留鳥・・・1年を通じて見られる鳥
・カイツブリ ・カワウ ・ゴイサギ ・アオサギ
・コサギ ・カルガモ ・チョウゲンボウ ・キジ
・イカルチドリ ・イソシギ ・キジバト ・カワセミ
・コゲラ ・ヒバリ ・ハクセクレイ ・セグロセキレイ ・ヒヨドリ ・モズ ・ウグイス
・セッカ ・シジュウカラ ・メジロ ・ホオジロ ・カワラヒワ ・スズメ ・ムクドリ ・オナガ ・ハシボソガラス ・ハシブトガラス
夏鳥・・・春から秋にかけて見られる鳥
・アマサギ ・チュウサギ ・ダイサギ ・コチドリ ・カッコウ ・ツバメ ・イワツバメ ・オオヨシキリ
冬鳥・・・秋から冬にかけて見られる鳥
・マガモ ・コガモ ・ヒドリガモ ・オナガガモ ・ハシビロガモ ・タゲリ ・タシギ ・ユリカモメ ・セグロカモメ ・キセキレイ ・タヒバリ
・ジョウビタキ ・ツグミ ・カシラダカ ・オオジュリン ・シメ
※ここに掲載してある野鳥の写真及び紹介文は、すべて、(財)埼玉県生態系保護協会よりご提供いただいております。
参考文献:『志木の野鳥』(平成7年2月 志木市教育委員会発行)、リーフレット「野生動物にエサを与えないで」(埼玉県発行)
バードウォッチングというと、双眼鏡や望遠鏡を持っていないと・・・と思う方も多いかと思いますが、バードウォッチングを始めるのに特別難しい技術は必要ありません。まずは外に出て、耳をすませてみましょう。野鳥の声が聞こえませんか?聞こえたら声のする所へ目を向け、小鳥の姿を見つけてみましょう。また、外に出なくてもベランダや庭にも野鳥は来ています。窓越しにのぞいてみましょう。間近に野鳥の姿を楽しむことができるかもしれません。
バードウォッチングで最も大切なことは、むやみに野鳥に近づいたり、大きな音をたてて驚かさないことです。十分な距離を保っていれば、野鳥たちのくつろいだ姿が私たちを楽しませてくれますし、野鳥たちの面白い生態を発見することもできます。そうした時に役立つのがこのページです。このページでまず庭に来ているスズメ・ヒヨドリ・ムクドリ・キジバトなどを覚えたら、双眼鏡を手に入れましょう。倍率は7から8倍のあまり重くないものが良いでしょう。
また、だれでも参加できる自然観察会が市内でも開催されています。何も持たずに行ってもリーダーが望遠鏡を使って野鳥たちを見せてくれ、鳥やその鳥のすむ環境などについて細かく説明してくれます。野鳥の名前がわかるようになると,自然の中を歩く楽しみが何倍にもなりますよ。
双眼鏡の使い方
まず接眼レンズの幅を目の間隔にあわせ、視界が丸くなって、像がひとつになるようにします。次に目標物を決め、左目だけで見て中央のリングではっきり見えるようにピントを合わせましょう。合わせたら目盛りを覚えておきましょう。この調整をしないと、野鳥がはっきり見えません。

望遠鏡
野鳥をゆっくり観察するには、望遠鏡が必要になってきます。倍率は20から30倍が使いやすく、望遠鏡をつける三脚は少しぐらいの風でもぐらつかないものをお薦めします。

服装
自然の中を歩く時は、動きやすい服装で出かけましょう。虫にさされないようになるべく長袖で、野鳥を驚かさないように派手な色のものは避けたほうが良いでしょう。

公園できれいな野鳥やかわいらしい子ダヌキを目にすると、ついエサを与えたくなってしまいませんか?
でも・・・ちょっと待った!
エサを与えることは本当に野生動物のためになるのでしょうか。
例えばタヌキにエサを与えると・・・
・エサを求めて人家周辺にやってくるようになり、庭にフンをすることもある。近所にも迷惑をかけることになる。
・エサを求めて人家にやってきたタヌキの病気がペットに感染するおそれがある(タヌキはかいせん症※にかかっている場合があります)。
※かいせん症とは:ダニの一種が皮膚の中に寄生するもので、症状が進むと毛が抜け落ちます。
例えばドバトにエサを与えると・・・
・生息数が増える(鳩は1年に何度も卵を産み、どんどん増えていきます。エサの量が減るとハトは増えません) 。
・人家で干している布団や洗濯物、公園のベンチなどにフンを落とす。
・ビルやマンションのベランダなどに巣を作る。巣の周辺は悪臭が発生し、鳴き声は近所の迷惑になる。
・人にうつる病気を持っていることもある。
・ドバドのエサにカラスも寄ってくる。
例えばサルにエサを与えると・・・
・野生のサルが人間の食べ物の味を覚え、人里におりてくるようになる。
・人間をこわがらなくなり、エサを求めて人を威嚇(いかく)したり食べ物を横取りする。
・田畑の作物を食い荒らし深刻な農作物被害を与える。

注意!!
野生動物にエサを与えているつもりはなくても、次の行為はエサを与えることと同様の被害が発生してしまうことがあります。
・決められたゴミ出し時間を守らない。ゴミ袋の中身が外からよく見える。
→安易に手に入るゴミは野生動物にとってはごちそうです。カラス、タヌキなどの野生動物以外にノラネコもやってきます。
・ペットが食べ残してしまうほどのエサを与えている。
→ペットが食べ残したエサをねらって野生動物が人家へやってきます。
・柿の実などを収穫せずにそのままにしておく。
→鳥だけでなく、木登り上手なハクビシンなどがやってきます。
※野鳥を観察するために庭などでおこなう給餌は極力最小限にしてください。

1.むやみに近づかず、静かに見守る。
2.野生動物は人間のペットではないことを肝にめいじる。
3.野生動物が自然の中で暮らしていけるように自然環境を守る。
結論・・・野生動物は、本来自然の中にあるものを食べます。人から食べ物をもらうことを覚えると、自然の中では暮らしていけません。